APECでの菅首相の目線
日中首脳会談での、菅首相の挨拶原稿棒読み、日ロ首脳会談での日本首相の目線、ガッカリですね。
テレビ映像を見る限りは、いずれも相手国の首脳は、しっかり菅首相の顔を見ているのに、菅首相は相手の目を見るどころか顔を見ることも出来ずに伏し目がちで話をしている。
明らかに自信なさそうに見えますが、相手から見たらなおさらのことでしょう。交渉ごとには気迫が必要です。静かな中にも確固たる信念を相手に感じさせることが言葉に説得力を生みますが、これでは無理でしょう。それどころか、益々舐められますね。
民主党の方々は、長く野党でいて国際的な修羅場を経験していないため、このように自信のない対応になるのでしょうか。いつも問題なく良好な関係を保つことよりも、波風が立つことを恐れずに、主張するべきところはして頂かなくては国益を守ることは出来ません。
私たちは剣道を指導する中で、子ども達には「話を聞くときには、相手の顔を見て話を聞きなさい」と指導します。
子ども達は、菅首相の姿をどう見たでしょう?
日本から会談を希望していながら、はっきりした戦略もない。下手に出て会談をお願いするような弱気な姿勢も気に入りませんが、会談の結果にもガッカリです。我々国民から見た日本の外交下手の原因の一つには、外交のトップ、担当者がコロコロ変わることもあるようですね。
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