斎場 糸魚川総合病院 健康づくりセンター
市民厚生常任委員会が開催されました。
(1)糸魚川市一般廃棄物処理基本計画(ごみ処理基本計画)(案)について
・基本計画案の概要について
(2)火葬場の管理運営委託について
・指定管理者制度について
・市外調査集約
９時３０分に市役所を出発し、火葬場の工事状況を確認してきました。基礎工事の段階なので、車中からの見学でしたが、建設位置や規模の大きさなどは実感として確認できました。
庁舎に戻り、ごみ処理基本計画についてパブリックコメントを求めた後ですので、その結果を踏まえた協議が行われました。
私からは、３点ほど質問・意見を述べました。
一つは、「ごみの原料のため有料化に向けた検討を行うとしていますが、税外負担が増える分、税負担とのバランスを取って市民負担総枠が増えないように考えて欲しい。ごみの有料化だけの議論では、市民理解が得られない」ということです。これについては、副市長や担当部局から、この意見に沿った方針で考えると回答をもらっています。
また、「ごみ分別等支援」では、「分別が困難な高齢者や決められた場所へ排出することが困難な障害者等に対する分別及び搬出の支援の実施を検討します。」としていますが、具体的方法について質問しました。既に「民生委員さんなどを通じて実態の把握を進めており、担当の環境生活課が福祉事務所と協議し平成２３年度注には取り組みたい。自治会に依頼する方法や個別収集など色々な方法が考えられるが、実態把握の上、方法を決めたい。また、費用については公費負担としたい。」ということで「ごみの有料化を検討する場合も、費用負担については配慮しなければならない」としていました。
３点目は、「最終処分場については現在の検討状況と述べるに止まっていますが、地元と協議の上方針が決まった段階で計画の見直しを行うのか」ということについて「この計画は毎年ローリングで見直しを行うので、最終処分場については重要な項目なので見直しの際にきちんと盛り込んでいきたい」という趣旨の答弁がありました。
ごみ処理基本計画の下に「実施計画」がありますが、これは毎年定められていながら、上位の基本計画がないという通常ではない状況にありました。策定中に最終処分場の水銀化合物埋立問題が発生し、計画の大幅な見直しが必要となり、最終処分場の安定化などの方針がある程度決まってきたこの段階での策定となったものです。
委員会協議会として、次の２点について関係者から説明を受け協議しました。
・糸魚川総合病院の医療の現状について
＊糸魚川総合病院から説明を受けました。
地域の医療全体の中心として頑張ってくれている糸魚川総合病院の院長、副院長、看護師長、事務局長が揃って説明をしてくれました。
救急外来病棟新設の方針が決まり、市の２３年度予算にも補助金が盛り込まれていますが、その必要性、有効性について納得のいく説明がありました。
４月からの医師数は、現在より若干減り２９名、内二次救急に対応できる医師数は１８名ということで、これを理想的には２５名に出来ればということでしたが、今回の施設改修は現体制で運営可能な施設整備ではあるとの説明がありました。
また、看護師の人数については現在有資格者が約２００名でプラス２５名が理想だということでした。医師や看護師を増やすには職場環境の整備が重要な要素となり、今回の救急外来病棟の整備による働く側に対する好影響には大きな期待をするところです。
・健康づくリセンター指定管理者の運営方針について
＊コナミスポーツ&ライフ・糸魚川二幸グループから説明を受けました。
健康づくりセンターの愛称は「はぴねす」に決定されました。「はぴねす」の指定管理者に決定している「コナミスポーツ&ライフ・糸魚川二幸グループ」から、今後の運営方針について説明を受けました。
料金体系の案も示され、委員から意見も出されましたが、私は現在の市内の民間施設に比較すると割安な料金設定となっていると思います。全施設利用の１ヶ月券が７５００円と割高な印象がありますが、よく利用する人で月１２回程度の利用と考えると、回数券（１２回）が４５００円ですから、ほとんどの人はこれで間に合うでしょう。また、私のように家の近いものはフィットネスだけ（風呂以外全部）にすると、２０００円で１２回の利用が出来ます。
私の剣道修行においても、剣道の稽古以外での体力増強の必要を感じているところで、是非とも利用したいと考えています。問題は、時間があるかどうかです。毎日遅くまで仕事している現状では、ちょっと難しいかな（笑）
委員会終了後、６時頃より所管部署の係長以上との懇親会が行われ、出席者有志より、この春退職されるお三方にささやかな記念品をお送りしました。
もう少し勤務期間は残っていますが、「糸魚川市のために長い間ご苦労様でした」
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