糸魚川市議会 臨時議会
本日、臨時議会が開催されました。
議題は、補正予算の専決処分承認と公民館制度改革に関する条例改正の2件でした。
補正予算の専決処分承認は、大雪による除雪費の不足を補うために補正予算を専決処分したことの承認を求めるものです。専決処分とは緊急性を要する決定を議会の承認を得ずに市長が決定することで、除雪費のように天候に左右され、市民生活の安全安心を確保するために必要な場合に認められるものです。
これは、簡単に通ると思いましたが、当初予算の除雪費を少なく見積もりすぎたために二度にわたる補正予算を組む必要があり、専決処分も必要であったことに行政運営としての疑義が出されました。何人かの方から質疑があり、思ったより時間が掛かりました。
公民館制度改革は、社会教育法でいう公民館としての枠と、地方自治法でいう公の施設として、地域コミュニティとしての公民館機能のところで意見の相違があり、革新系の議員さん達から修正動議が出されて、この案の発議者による説明に対する質疑で多くの時間を要しました。
私も、最後に説明者のY岡議員に対して質問しましたが、どうも噛み合わず、最後は意見を言うだけ言って「答弁は要りません!」と打ち切ってしまいました。(笑)
この修正案は6名だけの賛成(退場者1名)で否決されました。
市長が提出した議案は賛成多数で可決されました。
ところで、実りのある議論にはどれだけの時間を費やしてもいいですが、質問者の準備不足で何を質問したいのか主張したいのか分からない状態での質疑は、議席に座っていても辛いものがあります。
また、修正動議の発議者としての説明に立つにしても、原案の趣旨を良く理解しての修正案ではないだけに、ご自分の提案に対する質疑に十分な答弁が出来ない状態で、いたずらに時間を費やされたのには、参りました。
何にでも反対すればいいものではありませんよねえ・・・。
「時は金なり」「人生は一度しかない」「時間は二度と戻らない」んです!
「俺の時間を返せ!」ですね(笑)
議会には、住民代表たる見識の高い言論の場であって貰いたいものです。
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