今日は、総務文教常任委員会でした。
9時開会で始まりましたが、盛り沢山の内容で密度の濃い1日でした。
課題の多い常任委員会ですので、定例議会の合間、閉会中に2回の委員会開催では間に合わないほどです。9月議会と12月議会の間は、各常任委員会の市外調査などが行われるために、なかなか日程が取れません。
1 教育委員会関係施設整備について
山ノ井保育園(仮称)の改築について
2 旧姫川病院の跡地について
3 柵口温泉施設権現荘等について
4 行政改革について
5 市外調査の集約について
(1)新潟県聖籠町
(2)秋田県能代市
(3)秋田県大仙市
6 その他
■報告事項
・災害時の初動体制基準の修正について
・上根知保育所の改築について
・能生地域の保育園について
・病後児保育について
という協議題での審査でした。
いずれも重要な課題でしたし、多くの項目でしたので気を抜く暇もなく疲れました。
山の井保育園(仮称)は、未だ建築確認申請受領証の発行がなされず来年4月の開園が不可能な状況となり、執行責任、設計受託JVの責任、今後の対応が問われています。
旧姫川病院跡地は、閉院後建物が放置され設備機器等の盗難も明らかになって廃墟と化しています。防犯、環境問題、土地を自由に出来ない地権者の固定資産税などの問題もあり、今後の跡地活用も含めて課題となっています。議員からも血の通った対応を求める声が上がっていました。
棚口温泉権現荘については、昨年度5千万円、本年度の見込み3千万円の赤字です。昨年度より2千万円改善したとはいえ、2年間で8千万円の赤字は民間企業でいえば明らかに死活問題です。
行政改革は、職員の意識改革から始まります。元々優秀な職員が、一般市民からそうは思われていない現状は誠に残念です。もっともっと「意識改革」を強く打ち出して、強力なリーダーシップでのトップダウンにより行政改革の必要性を強く意識して日常業務に当たる状態を、庁内に根付かせていかなければなりませんね。