糸魚川ジオパークの要、フォッサマグナミュージアム(FMM)のリニューアル計画が進めら
れています。
今日は、糸魚川市議会総務文教常任委員会で現地調査を行いました。
専門家によってリニューアルの基本設計・詳細設計が進められていて、現在の案が説明されま
した。
私は「入場者の立場に立って、ストーリーを感じられる展示ないようにして欲しい。」観る側
が、なにを見せられているのかを明確に意識しながら楽しむことが出来るような仕組みにして
欲しいということです。
例えば、フォッサマグナの出来る過程が画像で大まかに知ることが出来た後で、パネル等で詳
細の説明が受けられるというもので、しっかり計画に入れられているようで安心しました。
もう一点は、長者原考古館との連携です。ジオパークの目玉である【ヒスイ】は、勾玉に加工
され霊力を持つとされてきました。長者原はヒスイの加工場の遺跡であり、考古館では加工の
体験も出来ます。
FMMのあらゆるところを、長者原とのつながりを感じさせる展示内容にして、「考古館にも
言ってみたい」と思ってもらえる作り込みをすること。
例えば、ヒスイの展示脇に「長者原考古館で勾玉加工体験が出来ます」と表示するようなこと
です。
FMMからは、途中の林が邪魔してすぐ近くの考古館を見ることが出来ないので、一定の幅で
伐採整備して、視覚的にも考古館の存在を感じて「近いんだから行こう」と思わせることなど、
複合的な取り組みで連携を図らなければなりませんね。
今日の委員会では、能生地域の柵口温泉権現荘の運営方針について、合併効果の中間検証結果
について審査されました。