糸魚川教育委員会の皆さんと糸魚川市議会総務文教常任委員会の協議会(懇談会)でした。
2時間ほどの時間でしたが、糸魚川市の教育について有意義な話が出来ました。
教育委員長はじめ委員の皆さんの情熱が感じられ、議会側からも活発な意見が出されていました。
ところで、教育委員会って何となく分かりにくいですよね。
原則として5人の委員で構成される会議体の教育委員会が事務局を置くことができ、その事務局を含めて「教育委員会」ということがあります。
糸魚川市の教育委員会はこの形態です。 県や一部の市では「教育庁」や「教育局」と称しますね。
教育委員の皆さんは非常勤ですが、その内の一名が教育長となり、委員会の代表者が教育委員長です。
「教育長」は、教育事務を統括し、教育行政に指揮権を有し、「教育委員長」は、教育委員会を統括し教育に指揮権を有すると言えます。
国の教育委員会改革で、教育長と教育委員長の業務を合わせて一人の新教育委員長となることが決まっているのは、皆さんが新聞などでご存じの通りです。
今回の総務文教常任委員会は、午後1時からの開会でしたが、
(1)いじめへの対応
(2)いじめ防止基本方針の策定
を机上審査した後、午後2時半より委員会協議会として教育委員会との懇談会が開かれ、午後4時半に終了後、委員会を再開し、
(3)能生学校給食センター給食会計の不正経理
について 審査を行いました。
終了は午後6時になりましたが、相次ぐ不祥事に対し厳しい追及の声が上がっていました。
私は、ただ不祥事を追求するだけではなく、物事を大局的に見て再発防止を含めた根本的対策を講ずることは勿論ですが、これを契機により良い糸魚川市にするよう建設的姿勢で臨まなければならないと考えています。
総務文教常任委員会の所管の部分が多く、これからの議会の取り組みも大切です。