小正月の恒例行事、竹のからかいが行われました。
古い資料によると
「毎年小正月に行われ、若衆等が二本の竹を絡ませて(合わせ竹という)勇猛に引き合い豊 漁豊年を占う。小正月の火祭りである左義長、賽の神を通じて(左義長・三毬杖は禁中での 小正月行事という)新年の再生を願う古式豊かな民俗行事であり、この地だけの稀祭である
(七言絶句・上平声七虜の韻)」
ということです。
糸魚川市ホームページでは
「青海の竹のからかい」は正月行事のさいの神と一連のものです。
市内に4つある国の重要無形民俗文化財の一つです。
この行事は江戸時代から続いていると言われています。
「竹のからかい」とは、2本の青竹を組み合わせ東西に分かれ、顔に隈取り(くまどり)をした若い衆が引き合います。
勝敗は竹が引かれたり、折れたり、割れたりした方が負けです。 勝った方は、豊年・豊漁になると言われています。
竹を蝶に組み、その下を北から南にくぐると、その年は無病息災になるといわれています。
子どもの竹のからかいです。小・中学生が、大声で左義長を歌う姿が頼もしかったです。