作本君は、一回目で実技合格し、形の再受験で合格を果たしました。
数回から十数回受験する方もいる中、笠原君は二回目での合格。両名とも優秀なものです。
剣道の六段以上の審査は、全国審査になります。審査会に全国から集まっての審査であり、非常に緊張する場となります。六段の合格率は10~20%で、五段受領後5年以上の修行を経たものが受験できます。
私は、25年前に初めて全国審査を経験しましたが、今でもその時を迎えるまでの稽古の過程と緊張は忘れられませんね。五段までは各都道府県毎に審査が行われますが、全く違った雰囲気になります。
五段は、多くても10数名での審査でしたが、六段審査会場には、千人近い人が居て異様な雰囲気でした。
幸い、私も一回目で合格しましたが、ご指導頂いた故富江先生のお陰だと感謝しています。
笠原、作本両名もこれからの修行が問われることになります。