公民館制度改革により、来年4月より青海地域の16地区公民館が4地区公民館に集約され、16地区公民館は支館として活動することになりました。
須沢、今村新田、八久保、田海、高畑の5地区公民館が一つになり「田沢地区公民館」となります。田沢地区公民館を何処にどのような施設で置くかは、今後の公民館制度そのものを考える上で重要な課題でした。各公民館長さんの集まりや地域審議会で議論されてきましたが、私も教育委員会と様々な形で協議してきました。
様々な立場の方々の尽力の結晶が、竣功したわけです。
テープカット、式典と進められ
締めくくりは、隣接する田沢幼稚園年長さんの踊りでした。
田沢地区公民館の目玉は、放課後児童クラブ(児童クラブ室)が、公民館内に新設されたことです。
田沢幼稚園、田沢小学校と隣接する地の利を活かして、糸魚川市の子ども一貫教育のモデルケースとなるようにしたいというのが私の考え方でしたが、紆余曲折しながら今の形に落ち着いて良かったと思っています。
田沢体育館と近接して建設され、玄関が向かい合っていますので連携しての使用も考えられ、可能性が広がります。
思い出すと、
田沢小学校改築計画が立てられたのは合併前の旧青海町時代ですが、私は、田沢体育館と小学校の体育館を隣り合わせで連携して使えるように建設するように提言しました。二つの体育館が隣接することにより、ちょっとした総合体育館的な施設になり、様々な行事・大会に使用できるからです。
「建設と取壊しの関係で隣り合わせに建設することは難しい」となりましたが、学校建設を検討する場合に学校のことだけを考えて、プラスアルファの効果、付加価値まで考えられないのが行政の悪いところです。今でも残念でなりません。
今回は、同じ敷地内に田沢幼稚園、田沢小学校、田沢体育館、田沢地区公民館が隣接することになり、その田沢地区公民館内に放課後児童クラブが設けられましたので、横の連携を深めて「日本一の子どもをはぐくむ一貫教育」の糸魚川市の先進例となる田沢スタイルを確立して欲しいと願っています。