本年2月1日に設立された「糸魚川市管路設備調査協会」と糸魚川市の災害時の応援に関する協定が結ばれました。私は、社長の代理として出席し、協会長代理として調印致しました。
糸魚川市長、消防長(危機管理監)、防災室長(副危機管理監)と協会員3社の代表により、午前10時より30分間程度でしたが、最後の歓談を含め良い一時でした。
この協会は、管路設備調査業務の技術の向上と管路設備調査業界の社会的地位の向上を図り、会員の共存共栄と公共の福祉に貢献するため、会員相互の連携と親睦を深めることを目的として設立されました。
協会員は、下水道管やマンホール、建物の排水設備、浄化槽などの状態の調査ができる各社で組織されています。 災害時の協力の内容は、管渠、マンホール等下水道施設の目視及びテレビカメラ等による緊急調査及び応急措置等としていますが、災害に伴い発生する問題で他に協力できることがある場合はその限りではなく、両者で協議して協力を行うこととしています。
中越大震災、中越沖地震、東日本大震災、新潟福島豪雨など、大きな災害続きの日本列島ですが、あらゆる事態に備え災害を未然に防ぐことと、生じた事態に速やかに対処する準備をしておくことの両面が求められます。
糸魚川市管路設備調査協会は、日常業務により技術の研鑽を図り、災害時にも十分に力を発揮出来る会員相互の協力体制を築きあげ、会員それぞれが加入している上位組織の協力も受けながら応急対応を行っていくものであります。
当社所有の下水道調査用のテレビカメラです。
下水道管の中を自走し、強力なライトで鮮明な画像(動画)をモニターに映し出し、カメラは自在に方向を変え、管内を360度旋回して管の継目や取付管の中を点検します。
目視出来ない管内の調査に素晴らしい力を発揮します。