昨日の午後2時20分頃より登壇し、1時間強の一般質問でした。
①チーム糸魚川について
②生活弱者対策、高齢者ニーズ調査への対応について の2点について質問しました。
①の要は、2点あり、「チーム糸魚川内のコミュニケーション」と「庁内のチーム糸魚川」です。
チーム糸魚川内のコミュニケーションでは、日常的に情報交換できる形を整えていくことを提言し、やりながら継続的改善を進める方式を提唱しました。ソフト、ハード両面においてです。
「チーム市役所」とも言える「庁内のチーム糸魚川」の問題は、これまでも言われ続けている縦割り行政の弊害排除に他なりません。
今まで出来なかったことを、努力意識だけでクリアできるはずがありません。これを契機にこれまでと違う取り組みが必要です。チーム糸魚川を契機にそれができれば、全般についてに縦割りの弊害も排除できるでしょう。
「情報共有」と「その情報を活かした調整機能」が重要となります。
「情報共有」は、庁内のグループウェアですぐにでも出来ます。問題は、それを確実に見て活用できるかどうかです。これには、明確に「キーマン」を定めて、その人間が全ての情報を確認し、調整するべきところを判断して、部下や関係部署への指示も含めて調整機能を果たしていく仕組みが必要だと考えます。
これは、従来の職責とは別に、役割を明確にして指名し、庁内全体、チーム糸魚川全体に明らかにすることが必要です。
部署の長が、所管範囲を掌握するのとは違った動きが必要になりますので、これまでの職責とは別に明確に定める必要があるということです。
明確に「キーマン」を定めて取り組むと、副市長の答弁がありましたので、期待して見守りたいと思います。
②の生活弱者の「買い物弱者対策」の部分では、既に市内の商業者が100者ほど協力していただける体制が整っているようです。12月25日のお知らせ版で、全戸配付されることになっていて周知されます。
今年の春の段階で「買い物弱者対策」については、「今年度、高齢者困りごとの調査を行い、来年度に向けて準備する。」という説明に対し「困っている人は今日現在も困っていて毎日毎日のことなので、できることから早急に取り組みながら、調査結果に応じた改善を図っていくべきだ」と意見しましたが、商工農林水産課の企業支援室が中心となった取り組みが先行し、現在のような良い状況を取りまとめることが出来てきたのは嬉しいことです。
「買い物」「ゴミ出し」「除雪」などが、調査結果で困りごとの上位だそうで、これは予想通りですね。買い物弱者対策以外は、来年度からの取り組みとなるそうですが、各担当課では、この冬に関してもできることから取り組んでくれるでしょう。
高齢者ニーズ調査結果が出たこの段階で、各担当課のやる気に掛かっています。