防災訓練は、昨年に続いて二度目の取り組みですが、やはり回数を重ねて経験を
積むことが大切ですね。須沢地区は、昨年は諏訪神社と田澤小学校に別れて避難し
ましたが、今年は地区全体が諏訪神社の避難しました。津波到達予想時間の10時
半にはほぼ避難完了でした。
境内に370人が集合しましたので、非常に狭く感じましたね。諏訪神社境内周
辺を避難場所としての整備を行う必要があります。
10mの津波予想で、諏訪神社は海抜16mの表示があります。一見安全なよう
ですが、東日本大震災の津波は、沖合のGPSでは高さ6.5mでしたが、エネル
ギーが大きいために減衰せず、海底の地形に合わせて遡上したために場所によって
23mもの高さになりました。
水の厚みが地形に合わせて上がってくるとしたら、海岸線の10mの津波が、海
抜16mに到達することがないとは言えません。
諏訪神社が避難場所として適当であると判断するなら
①避難場所としての整備が必要
須沢地区の住民全部が避難するとしたら、全くスペースが足らない。
②諏訪神社境内から背後の山に上がる歩道を整備する必要がある。
③もう一箇所、水神社が諏訪神社の東側にありますが、ここも避難所となり得る
ので、歩道に手すりなどの整備が必要となります。
諏訪神社に集合した後、希望者だけ区長さんの案内で水神社に向かいました。徒
歩で20分程度だったでしょうか。122段の急な階段と迂回して登る歩道があり
ます。
境内に370人が集合して、ぎっしりとなりました。
諏訪神社の境内全景です。ちょっと分かりにくいですが、決して広い境内ではあ
りません。
水神社です。八千川の左岸川から登る急な階段122段です。右からぐるっと回
って登る歩道があります。
水神社のお宮さんです。
我が家でも、非常時の持ち出しについて考えさせられ、一応、リュックに背負って家を
出ました。訓練は本当に訓練になりますね。この経験をしっかりと次に繋げていかなけ
ればなりません。