青海剣道クラブ夏合宿に、神奈川県からS名先生一行が参加
青海剣道クラブの夏合宿が葵剣士会の参加を得て、市振小学校を会場に行われました。稽古は市振小学校、宿泊は市振公民館です。
市振小学校は糸魚川市の最西端の小学校で、糸魚川市は新潟県の最西端なので、3分クルマで走ると富山県に入ります。
今年の合宿には神奈川県から嬉しいお客さんがありました。S名先生(八段)が稽古のお仲間と2日間ご一緒して下さいました。そこに、富山県、長野県からも参加者があり、賑やかな合宿になりました。
平成6年、私が七段受験で初めて京都大会に参加したとき、朝稽古のサブ道場でS名先生に出会い、3日間連続で稽古をお願いしました。それ以来、折に触れて稽古をお願いしてきました。
いつか、当地に来て下さいとお願いしていましたが、先生から電話を頂戴して、この機会に実現いたしました。
実は、35年前、学生時代に神奈川大学に練習試合に行き、椎名先生に稽古をお願いして以来、先生の名前は忘れませんでしたが、京都での稽古を機会に可愛がって頂いています。
合宿は、8/8(土)の午前から始まりました。S名先生は午後の稽古から参加です。
午前の稽古は、私の指導で素振りをしっかりやり、その後は小学生、中学生、高校生に分かれて基本稽古を行いました。
午後は2時から、S名先生ご一行が到着・参加し、自由に地稽古です。
小中学生は海水浴です。希望者は稽古に参加してもいいと言っておきましたが、ほぼ全員海水浴に行きました。高校生はさすがに全員稽古に参加。
神奈川県11名、当方30数名(高校生、中学生の一部も参加)でした。S名先生の、気を抜かない攻め続ける稽古に皆すぐに息が上がってしまいます。
「稽古は1時間を目途にイヤになるまでやりましょう」と始めた稽古を、1時間程度で切り上げ、「昇段審査を受ける人を中心に『立ち合い』をやりましょう」というS名先生の提案で5組の立ち合いを行い、終了後にS名先生の講評を受けました。
「いい立ち合いでしたね」
「特に後半の3組は良かった」
「前の2組は打ち合いをしていましたが、後半の3組は攻め合いをしていましたね」
私としては、T島先生の技の切れと、O濱先生のガバ面が印象的でした。O濱先生の打ち切り感はいいですねえ。見習わなくては。
終了後、S名先生ご一行は小川温泉元湯でお泊まりです。
我々は、市振公民館でお母さん達の作ってくれた美味しいカレーで夕食、たから温泉からバスの迎え(お風呂がないので)を頂いて入浴、その後子ども達は花火など楽しみはいっぱいあったようです。
我々は、食事をしながら大人同士で一杯やりました。温泉への迎えのバスが来ても、「もういいや、俺は飲んでる」でした。
剣道談義に花を咲かせ、
「伊藤先生は愛がない」
「えっ」
「最後の一本をくれない」
「ははっ、そうか」
「でも、そりゃあそうだろう」
2日目は、S名先生の指導で基本稽古を一時間半行いました。素振りから打ち込みまで、理路整然と示範を交えて取り組みます。
中・高校生が面を着けての基本稽古が終わり、「休憩」となっても面外さずに面打ちの稽古をしていたのが印象的でした。その後打ち込みをかなり長く行い、小・中学生の稽古は終了。
その後、昨日に引き続き一般の稽古です。昨日できなかった人を中心にお願いしました。蒸し暑く、大量の汗を掻いて剣道着がかなり重たくなっていました。
終了後、集合写真を撮りました。小中学生、途中で帰らなければならなかった人が写真に入れなかったのは残念でした。
それと、端の人が欠けてしまっています、すみません。
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