1月4日(月)仕事始めに、議会と理事者・部課長の挨拶会が開かれました。
議長と市長から、それぞれ年頭の挨拶があり、順番に挨拶を交わして流れ解散です。
個別に行う挨拶回りを、一堂に集まって挨拶を交わす会で、毎年1月4日9時からの恒例となっています。
あいにくの雪空で、時間に遅れる議員もいましたが、元気な顔が揃いました。
今年の糸魚川市は、多くの課題がありながら、世界ジオパークという明るい材料でもあり大きな課題でもあるテーマも抱えています。
私の所属委員会でも、
市民厚生常任委員会では、高齢者福祉、次世代育成支援行動計画、地域医療、産業廃棄物、健康づくりなど多くの課題があります。
また、第二次地域情報化調査推進特別委員会では、今回の情報基盤整備方針は一応の結論が出ましたが、来年度以降には論議の場を文教民生常任委員会に移して、調査検討されることになります。
一般廃棄物最終処分場調査検討特別委員会では、大野最終処分場を含む糸魚川市の一般廃棄物最終処分場の確保が今後の大きなテーマとなります。
大野最終処分場の適正な施設への改善、その後の利用についての地元との共通認識による決断。それによる一般廃棄物処理全般に関する計画策定が求められます。
他には、100年に一度の新幹線開通に伴う糸魚川駅の改築なども大きな課題です。世界ジオパークによる糸魚川市全体の振興と合わせて横の連携を円滑にして、まちづくりの基幹施設である糸魚川駅の計画に望まなければなりません。
当初の概略設計に比較して基本設計では3倍に事業費が膨れあがり、その事業費が大きな問題となりました。その後の検討で、純粋な糸魚川市の負担分は大きくは増えないことが分かり、にと安心と言うところですが、整備内容についてもっと検討しなければなりません。
JRにとっては、営業に必要な駅ですが、糸魚川市にとってはまちづくりの重要拠点です。例えば、「ラチ外(改札口の外)にトイレと待合室が必要」という意見は、大変重要だと思います。費用を掛けても必要なものを作れるときに作っておかなければ、大きな悔いを残すことになります。費用対効果を考えることは、もちろん重要ですが。
世界ジオパークの活用には性根を据えて頑張らなければなりません。昨年、内閣府の「地方の元気再生事業」が採択され、グッとジオパーク関連の事業が展開されてきました。糸魚川ジオパーク協議会(会長:米田市長)のプロジェクト委員会がサテライトオフィスを基地としての色々な事業展開により、徐々に盛り上がりを見せてきています。この流れを滞らせてはなりません。同じ施策を展開するにしても、この一年の流れを加速するような施策が必要です。
今年一年は、糸魚川市にとってかなり重要な年となります。
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