糸魚川ジオパーク×あなた=元気なまち!
糸魚川ジオパークを活かす勉強会シリーズ7
みんなでジオパークを盛り上げよう -事業者のための勉強会-
ヒスイ王国館において、第7回目のジオパーク勉強会が開かれました。
糸魚川市は、昨年8月に世界ジオパークに認定され、地域おこしの大きなチャンスを迎えると共に、このチャンスを逃すと衰退の道をたどるピンチを招く、今年は正に「正念場」を迎えています。もし、盛り上げられなければ、4年後には「認定取り消し」ということになります。
しかし、求められているのはそんな低レベルのギリギリの認定更新ではなく、ジオパークで糸魚川市を活性化することなのです。「4年後に認定取り消しなどということがないように・・・」という話にはガッカリしてしまいますね。
今日のシリーズ7回目の勉強会にも参加してきましたが、これは、平成21年度に内閣府の「地方の元気再生事業」の補助認可を受けて行われてきた事業で、「ジオパーク検定」も約5百名の受験者により同事業の中で行われました。
しかし、来年度は民主党の政策により同事業は廃止となり、4月以降は糸魚川市が主体となった予算付けの中で、やっと緒についた流れを加速する取り組みが求められています。
今回の勉強会は「事業者のための勉強会」です。世界ジオパークを営業ツールとして、各事業者が営業展開し、地域を活性化することが目的です。飲食、観光業者を中心に100名余りの方が集まり、講師の宮島学芸員のユーモアあふれる話に聞き入っていました。
「ないものねだり」をせずに「あるものさがし」をしましょう。
◆盛り上げるには、
好きになること
まず、行ってみよう 色々な季節に、色々な時間に・・・。
記録しよう デジカメ、ノート、スケッチブック
伝えよう 絵手紙、HP、話す
感じる力 五感を働かせて・・・
ゆっくり移動する
糸魚川市の強みを活かさない手はない Blue+Green+Geo(ツーリズム)
美味+美酒+温泉
2・3・4の法則 交流人口を2倍に 滞在時間を3倍に 収益を4倍に
良い参考書を手に入れよう 勉強は楽しい
ジオ友をつくろう
ジオパークはビッグチャンス「満身創意工夫」
勉強会終了後、商工会議所の方と来年度の取り組みについて話をしてきましたが、来年度予算にどのように反映されているかが大きなポイントになりますね。
本年度に折角出来た流れを、事業転換することで滞らせてしまうことが心配でなりません。
先日来、私なりに行政幹部とも話を重ねてきていますが、まだその方針は、私には見えてきません。
市民は(私も)、市長の強いリーダーシップを期待しています。
交流、観光、商業、学術、教育、地域活動各分野の方々と、本当の意味で意見交換し、良い施策を導き出して欲しいと願っています。
コミュニケーション不足では、各自の能力を半分も生かし切れません。
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