大阪体育大学 寒稽古を振り返って
パソコンの故障で、アップが遅れました。
しかし、今のパソコンサポート体制は凄いですね。電話をしたら翌日に修理に出張してきて、その場で見事に直していきました。補償期間なのでただです。
今年の寒稽古には、2度参加出来ました。
仲間の都合を確認し、1月末に参加を決めた後、議会の市外調査での、その翌週に大阪方面に出張することが決まり、2度目の参加が図らずも実現出来ました。
2度の参加は初めてのことで、勉強になったことも多くありました。一度目の参加で感じたことを、二度目の参加で工夫してみたりもしましたが、当然、そう上手くは行きません。
15日間の寒稽古を完走することの凄さをつくづく感じます。世話をしてくれた新潟出身の一年生のS藤君も「本当に長いです」と感想を言っていましたが、一泊でも二泊でも長く感じるのですから当然です。しかし、彼もよく頑張っていました。
今春は、新潟県から2名が入学するそうです。そのうち一名、K池君が稽古に参加していました。精一杯の稽古振りで、将来が楽しみです。
剣道場での午後稽古の様子です。面ひもの色で学年が分かるようになっています。
緑 = 一年生
赤 = 二年生
紫 = 三年生
黄色= 四年生
朝稽古は、5:15から「ワッショイ」の掛け声で、道場の二階のバスケット場を会場に、全員でゆっくりと大声で掛け声を掛けながらランニングです。
日曜日の朝は、指導者と学生、生徒を会わせると300人超になります。掛かり手200人、元立ち100人といったところでしょうか。
準備運動、素振りの後、面を着けると、まず学生以下で8列になり、切り返しを10本行います。
「面打ち5本、切り返し3往復、面打ち」
を、10本ですから、相当きつい。
学生の切り返しをずっと見ていましたが、私のすぐ前でやっていた3年生女子の主将F、副主将Mはすごい。立派な打ち込み・切り返しを、終始行っていました。「真似できんなあ」
その後、我々も面を着けて、掛かり稽古の元立ちです。これが約45分間。掛かる方も、相当の覚悟で掛かりますが、元立ちにも覚悟が要ります。まず、膝に来る。下半身も上半身もパンパンになります。体当たりが凄い。中途半端に受けると、飛ばされます。
膝に来たので、最後ちょっと外れて、皆さんの元立ち振りを見ていましたが、OBの元立ち振りは凄い! 部外者の私たちには出来ない稽古振りです。学生がコロコロ転がっていました。(笑)
太鼓の合図で地稽古に。順番待ちで立っていると、膝がジンジン痛みます。掛かり稽古の捌き、切り返しの前進後退で膝に疲れが蓄積するようです。
沢山の方と稽古をお願い出来き、課題も沢山頂きました。自分の問題点も明確になり、これからの取り組みのヒントを頂きました。ありがとうございました。
寒稽古懇親会、女子栄養会、OB会(部外者ですが参加)でも、美味しいお酒を頂きました。
立派な先生方に囲まれ、ためになる話、楽しい話、美味しいお酒に美味しい料理でした。
しかし、翌朝は4時半起きで朝稽古です。まあ、凄い世界ですね。
日本国内の各地どころか、外国からの参加者もいて、ここで稽古出来る学生はどれだけ恵まれた環境にいるのか、分かっていないでしょうね。厳しさが並大抵ではないでしょうから、それを感じる余裕はないと思います。しかし、そこを離れたときにそれが分かるのでしょうね。
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