今日は、市内の小学校の卒業式です。朝の雪景色から、晴れ上がった天候へと変わりましたが、とっても寒い。早朝はマイナス気温だったようです。
会社から、クルマでほんの一走りの田沢小学校へ向かいました。駐車場に着くと、小学校向の田沢幼稚園では園児達が園庭で元気に遊んでいました。顔見知りの保育士の先生がいましたので、「おはようございます」と大きい声で挨拶すると、フェンス際にいた子も挨拶を返してくれました。にこやかに話しかけてきたので、ちょっと会話を交わして、マスクをしていたのでマスクの話題から「風邪引かないようにね」「うん」と別れました。
控え室で待っている間は暖かくて良かったのですが、体育館は寒かったですね。3月初旬の中学校の卒業式は暖房のある講堂でしたので、今日は少々油断してしまい、もっと厚着をしていくべきでした。毎年のことなのに失敗です。しかし、今日はいかにも寒い日に過ぎましたね。
卒業式が始まりました。配付された名簿を見ると、知っている子や、親を知っている子が意外と多かったです。なるべく写真を撮りましたが、小さいデジカメなので望遠が利かず、いい写真はありませんでした。
校長先生や教育委員の告示など、いい話が続きました。
子ども達の心に何処まで届くかは難しいものがありますが、子どもの教育や躾は、繰り返し繰り返しの我慢比べのようなものですから、どこかで心に染み入るタイミングがやってくるのだと思います。繰り返し繰り返し説くことで、音として言葉が残り、いつかストンと腹に落ちるんです。「ああ、あの時先生が言っていたのはこの意味だったんだ」とね。
4月からの中学生生活は、1度しかない人生ですから、充実して過ごしていって貰いたいですね。
今日はテレビで、被災地から見つかった汚れた卒業証書で卒業式を執り行う学校のニュースが流されていました。一生この日を忘れないためにもということですが、被災地の方々のご心痛は、推し量って見るべくもない、想像を絶するものがあると思います。
糸魚川市に避難された方々の生活も落ち着きつつも、新たな課題も出てくるでしょう。共同生活が長引くと、難しいことが出来て当たり前です。
我々議員が現場に行くと、行政の手を止めることになったり、やりにくくさせることになったりするので、なるべく控えるようにしていますが、今日は、家内がボランティア登録による依頼を頂いて1日12時間程度のお手伝いをしてきました。
避難者の自治的な活動も出来てきているようですが、新たな課題も見つかってきているようです。しかし、ちょっとくらいの失敗には目くじら立てずに、一つずつ建設的にクリアして、被災者の心と体の健康を第一に、ということでしょうね。
糸魚川市側も、手探りで一つずつ前進している感じでしょうが、前向きな姿勢で頑張って欲しいですね。
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