東日本大震災から1ヶ月が経過しました。
未だに、福島第1原発の状況は予断を許さず、関係住民の不安が解消されるまでは、かなりの時間が必要な状況が続いています。
糸魚川市に設置された避難施設も、1ヶ月の間に様子が変わってきました。
3/15 糸魚川市大震災支援対策本部設置
3/16 青海生涯学習センターに避難所設置
3/18 南相馬市から125人(バス3台)受入
3/21 シーサイドバレースキー場センターハウスに避難所設置
4/5 権現荘に避難所設置
避難者は3/24の151人をピークに減少してきていて、8日(金)に21人、9日(土)に27人の方が福島県へ帰宅されたそうです。
地元新聞によると、地元の職場から仕事への復帰を求められた男性が、他の方にも声を懸けたところ、希望者があって先週末の帰宅となったようです。
しかし、津波で家を流された方は帰宅してみる術もなく、糸魚川市で安定した生活できるように支援が引き続き必要です。
現在、青海生涯学習センターに36名、シーサイドバレースキー場に6名、権現荘に17名の合計59名の方が避難生活をおくっておられます。
今後は、福島県からの要請に基づき避難所の住環境改善のために、糸魚川市内の宿泊施設や公営住宅への移転が促進される見込みです。全員の意向が確認されたようですね。
昨晩の、大きな余震の影響も心配されますし、今朝の長野県北部を震源とする地震も、今後の予断を許さない状況を感じさせます。大地震が新たな地震を引き起こすという見解も専門家の中にあるそうですね。
各自の物心両面の備えが必要となっています。
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