今日は、午前中が各小学校、午後が各中学校の入学式でした。
私は、田沢小学校と青海中学校の入学式に参列してきました。田沢小学校は50名、青海中学校は64名の新入生を迎えました。
小学一年生は、来賓席にいた幼稚園長先生の顔を見て嬉しそうにしていました。園長先生も感慨一入の様子で、校長先生の挨拶にも卒園式からの流れが活かされていて、幼小の連携の強さが見てとれました。実は、校長先生は異動で変わっているのですが、引き継ぎされているところがこれまた凄いんです。
卒園式での「三つの約束」が、新校長先生から話され「覚えていますか」「は~い」というやり取りに「あれっ、どういうこと?」と思いましたが、終了後、園長先生と話してみて分かりました。しっかり、新旧校長の間で引き継がれ、つながりのある教育が進められようとしていることに感動しました。
校長先生から、教科書を受け取り、さあ、これから勉強が始まります。親子共に不安一杯、希望満杯の船出です。特に、初めての子どもの入学を迎える親御さんにとっては、手探りの毎日が始まることになるのでしょうね。
午後からは、青海中学校の入学式に出席です。青海中学校は、田沢小学校、青海小学校、市振小学校の3小学校から64名の新入生を迎えました。今年は少なめな学年となりましたが、来年度は80名を超えるそうです。
中学生になる節目は、人生の中でも大きい節目だと思います。学習内容も高度化すると共に定期考査で成績がはっきりし、部活動も始まります。
随分昔になりますが、剣道部の保護者会で、母親の多くが「中学になって部活動をやるようになったら毎日疲れて疲れて、帰ってきたらただ寝るだけなんです。」と言っていた話を思い出しながら、新入生の様子を見ていました。「すぐ慣れますよ」なのですが、それだけ大きな段差を感じる節目ですね。
「人生一度しかない」「時間は二度と還らない」頑張って欲しいですね。自分の人生の進むべき道を切り開くために。
その大切な中学生生活を導いてくれる教師陣です。 「先生は、物事を初めて教えてくれる偉い人」という時代から、塾が当たり前の存在となったり、親自体が高学歴となった現代、また、家庭教育が衰退している現状では、学校現場の役割が重要となると共に大変な仕事になってきています。
先生方には、大変ご苦労をお掛けしますが、是非とも健全な教育現場で、明日の糸魚川を担う子ども達を育んでいただくことを期待します。