本日の新潟日報に、「宴会自粛 キャンセル続出」~県内ホテル、飲食店対応苦慮~ という記事が出ていました。
「中越沖地震で被災した柏崎市などは『地元消費が被災地復興の一助になる』と市民に利用を訴える。」
とあるように、自粛ムードが、全国各地の消費停滞から経済の冷え込みに繋がることが懸念されます。
先日ここにも書き込みましたが、糸魚川市議会の最終日3/25(金)に、恒例の課長以上との懇親会が開かれました。退職する部課長も多いので、今までお世話になったお礼などが出来る楽しみにしていた機会ですが、一時は中止の検討もされました。しかし、今日の日報の記事のように、自粛が過ぎて地元飲食店の首を絞めることになってはいけない、こんな時だからこそ行うべきという配慮から、敢えて開催されました。
中止を主張し、開催したことを批判している人もいるようですが、この会場など飲食店の経営者や従業員の身になって考えると開催して良かったですね。みんなで元気を出さなければなりません。みんなで元気を出して、復興の支援にも出来ることをするべきです。元気がなくなっては、復興支援も出来ませんから。
飲食に使うお金を義援金に、という考え方もあるでしょうが、その飲食費を収入として生活している人が地元にもいるということで、要するにバランスの問題ですね。 一面だけを見て極端に走るような、社会を知らない対応は、世の中をおかしくしてしまいます。
新政会では、年度末に予定していた政務調査を中止しました。これは、受け入れ側の行政が対応できなくなったためです。
また、ある団体との懇談会も中止しました。これは、その懇談会のテーマは、震災直後に話し合うには時節が適切ではないと考えたからです。震災直後の判断でしたしね。
何でも自粛、中止は世の中を停滞させるだけですから、一人一人が出来る支援をしながら、元気を出してこの難局を乗り切っていかなければなりません。
この夏に計画されているある同級会が、実施するべきか、中止するべきか迷っていると聞きました。実施するべきですよ。そして、そこに集まった仲間で、少しでも支援の輪を広げる工夫をすることこそ大切です。みんなで集まって、みんなで元気を出し、みんなで出来る支援をしましょう。