焼山(やけやま)に「噴火予報」が出ました
本日、13時に噴火警戒レベルが導入され、テレビの字幕に出ました。調べてみたところ、次の通りです。
◆火山名 新潟焼山 噴火予報
平成23年3月31日13時00分 気象庁地震火山部
本日13時、新潟焼山に噴火警戒レベルを導入しました。
新潟焼山の火山活動状況及び警戒事項等については、これまでと変わりありません。
新潟焼山の噴火予報・警報は、噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)となります。
1.火山活動の状況及び予報警報事項
火山活動は、これまでと変わらず静穏な状況で、噴火の兆候は見られません。
新潟焼山の噴火予報・警報は、噴火予報(噴火警戒レベル1、平常)です。
2.対象市町村等
新潟県:糸魚川市、妙高市
3.防災上の警戒事項等
火口内等で噴気、火山ガスの噴出等が見られます(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。火口内等では警戒が必要です。
新潟焼山の火山活動の状況及び警戒事項等については、これまでと変わりありません。
<噴火警戒レベル1(平常)です>
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(平常)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
(補足:平成19年12月1日から噴火予報・噴火警報を発表しています。今回の予報は、従来の火山観測情報に相当します)
ということで、大きな心配はないようですね。プレートが動いたことで、マグマの活動が活発になっているようで、全国の火山が動き出しているようです。
新燃岳の噴火が記憶に新しく、大震災の発生で取り上げられる機会も少なくなっていますが、噴火に対する警戒も怠ってはいけませんね。
新潟・長野県境付近が震源となって起きた、東北関東大地震の翌12日早朝発生の地震でも、十日町市松之山付近では大きな被害が出ているそうです。積雪が多く、全容がつかめていないそうですが、通常ならば大きく取り上げられるような状況のようです。
東北関東大震災発生で、こちらの地震被害が報道に載ることが少ないようですが、現地を見てきた方の話では、相当な被害だということです。
長野県栄村付近の被害も大きく、JR飯山線のレールがぶら下がっている映像は、7.11水害時のJR大糸線と状況がよく似ていました。
その後に起きた蒲原沢の災害も悲惨でした。近くの会社の工事関係者が被害に遭っただけに、我社にとっても他人事ではなかったことを思い出します。
幼い頃から、自然災害と闘う父親の背中を見て育ちました。災害の度に、家中ごった返して、炊き出しやら何やらで大騒ぎの中で、子どもながらに大変さを感じ取っていた記憶は、いつまでも鮮明ですね。
コメント
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