大震災から半月以上が経ちました。つい昨日のことのようですが、毎日報道されている原発関連のニュースの状況などからは、時間が経ったようにはとても思えません。 糸魚川市の避難施設で暮らしている南相馬市の皆さんも、特に原発関連で避難された方々は、報道の様子から目を離せないことでしょう。
今日は、糸魚川市議会議長から各議員宛に「避難所への訪問について(お願い)」という文書が送られてきました。
米田市長から議会側への申し入れがあり、議員各自の協力を求めるものです。
要約すると、糸魚川市の支援に協力する議会に感謝すると共に、プライバシーもままならない集団生活を送っておられる避難者の心情を考えての対応への協力を求めています。大切なことですね。
議会として公式の訪問以外は、市議会議員と表記されたものを身につけないで欲しいという当たり前の配慮を求めています。これは、議員バッジを含めてですね。
私も2度訪問していますが、私服ジャンパーや会社の作業服を着て訪問し、議員とは分からないようにしたもので、短時間で引き上げました。避難してきた方々の心情を察すれば、市議会議員などに訪問して欲しいはずがありません、公式の活動や一般人としてのボランティアであれば別ですが。
また、各部屋(居住空間)への入室は遠慮して欲しいという、これも当然のことです。
そして、意見や提言は議会や委員会でまとめて一括して申し出て欲しいということです。 議員がそれぞれ出掛けていって、現場や市役所で、個別に好きなことを言っていたのでは、支援に奔走している行政側も誰に対応しているのか分からなくなりますものね。
きっと、現場からの要請があっての、市長からの申し入れ「お願い」だったのでしょう・・・・ネ。
誰のために活動しているのかよく考え、本来の目的に適合した行動が必要ということですね。
先日の予算審査特別委員会で、委員長だった私は、議員の皆さんに、再三、円滑な議事進行についてお願いしました。 2日目の冒頭には、「昨日に引き続き・・・(同じお願い)、また、このお願いは、ここに居る全員の皆さんにお願いしていますので、自分は違うと思わずに・・・・」という言い方までさせて貰いました。(笑)
今回「お願い」も、「自分のことではないと思わずに・・・」ですね。私も気をつけます。
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