私の一般質問が終わりました事前に準備した内容は網羅出来たようです。
今回は「東日本大震災を教訓とした災害に対する備えについて」の一項目だけでしたので、ゆっくり質問出来ました。
東日本大震災発生により、防災体制や災害時の被災者救済、そして復興への取り組みの遅さについての問題点が浮き彫りとなっている。
この未曾有の災害を対岸の火事とせずに、学ぶべきことを学び、備えるべきところは備えなければならない。
現段階での備えとして出来ることに限界もあろうが、起こりうる問題や解決策に関する知識は十分に備えることが必要であり、実際に東北地方を中心として発生したこの時に、想定するべきところを想定して出来る努力を重ねておかなければならない。
東日本大震災発生後半年にならんとする今、次の点について伺う。
1.この半年間の情報収集と庁内での協議状況は
2.被災地で発生している問題は何か
3.糸魚川市で想定される問題点は把握しているか
4.被災者の生活権について発生している問題点から、糸魚川市での状況はどのように考えているか
5.防災、救済、復興体制の充実について、縦割り行政の弊害を排除した横の連携についてどう考えるか
という通告内容で、行いました。
現在集められる情報をどのように収集し、庁内一帯となった分析検討をしていくかが、現在の重要な取り組みです。
「いま災害に対して出来ていること、決まっていることは何か」ではなく、「今必要なのは、情報収集と分析、備え」ということです。そこから色々な対策を講じていかなければなりません。
義援金や災害弔慰金、原発の仮払い保証金を受け取った人が、生活保護費をもらえなくなったり、家やクルマを流された人、損害を受けた中小企業が2重債務に苦しむことになるなど、起きてみないと分からないような事態が被災地で起きている今、備えるべき事態を把握するところから全て始まります。全庁一体となった取り組みが待たれます。
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