新潟県中魚沼郡津南町、十日町市松代に行ってきました。どちらも初めて足を踏み入れましたが、本当に新潟県は広いですね。
糸魚川から出発すると、名立から上越市になり、三ツ矢交差点から国道353号には入り南下すると、旧頸城村、旧浦川原村、旧大島村を経て十日町に入ります。
松代から松之山を経て津南町に入ります。
所要時間2時間。
初めての道路はなお長く感じますが、カーナビに従って走るため迷いはありません。
その分、土地勘が養われるには時間が掛かりますね。
十日町市松代地区の清水の棚田を見に行きました。
新潟福島豪雨で土砂崩れが発生し、棚田を埋めてしまっています。これから災害復旧工事が行われるそうですが、至る所がこのような状況になっています。
インターネットで見つけた同じ地点からの災害前の写真です。
早くこのように復旧されることを願います。
災害が起きてみると、防災工事の大切さを痛感します。
最近の公共工事の抑制によって、確実に防災体制の不安度は増していますが、間違った理論、風潮に安易に乗って公共事業を批判する空気は未だにあります。が、必要な社会資本整備、防災施設の充実は着実に行っていかなければならないことを、災害の度に痛感するのは私ばかりではないでしょう。
災害による損失は、それを未然に防ぐ防災対策費の数倍から数十倍になるといわれています。
泥縄式は高く付くのが当たり前ですね。
糸魚川市の就労人口に占める建設業従事者の割合は全国平均の2倍近い16%台なのです。関連業種の方を含めるとその数倍が建設関連従事者と言えます。
闇雲に公共事業批判をする方がいますが、市民の味方と言いながら、市民生活の源を考えない姿勢には矛盾があり、世間知らずですね。「企業」は「人がくみ上げている」ものなのです。
もうすこし、しっかり勉強し分析した上で、方向性をしっかり示した建設的意見を言って欲しいですね。
「分析」は「改善」に繋がりますが「批判」からは何も生まれません。
特に、市民から投票で選ばれた議員は、建設的姿勢で何事にも臨んで欲しいものです。一部の批判好きな人達が喜ぶようなことを言って(書いて)、その反応を市民全体の声と勘違いしてはいけません。
そうでしたね。
雪解け後に、崩壊が見つかったそうで、原因は長野県北部地震と雪解け水だと言われていました。
松之山、松代地区は、地震と豪雨の災害が入り乱れているので、混乱しました。
ご指摘ありがとうございました。
投稿情報: 伊藤ふみひろ | 2012年5 月 9日 (水) 08:59
清水の棚田は新潟福島豪雨で埋まってしまったのではなく、3月12日の新潟長野県境地震(長野県北部地震)によるものだと言われています。→新潟日報2011年4月25日 十日町市の観光スポット「清水の棚田」(松代地区)と「留守原の棚田」(松之山地区)で大規模な地滑りが起きたことが25日までに分かった。
投稿情報: パンダの冷蔵庫 | 2012年5 月 9日 (水) 00:09