小正月の恒例行事、竹のからかいが行われました。
小正月の行事で、1月15日に行われていますので、平日開催もありますが、今日は日曜日となったのことと、始まり時点の天候が良かったせいか、私の知る限りでは最高の人出でした。
古い資料によると
「毎年小正月に行われ、若衆等が二本の竹を絡ませて(合わせ竹という)勇猛に引き合い豊漁豊年を占う。小正月の火祭りである左義長、賽の神を通じて(左義長・三毬杖は禁中での小正月行事という)新年の再生を願う古式豊かな民俗行事であり、この地だけの稀祭である(七言絶句・上平声七虜の韻)」
ということです。
糸魚川市ホームページでは
「青海の竹のからかい」は正月行事のさいの神と一連のものです。 市内に4つある国の重要無形民俗文化財の一つです。 この行事は江戸時代から続いていると言われています。 「竹のからかい」とは、2本の青竹を組み合わせ東西に分かれ、顔に隈取り(くまどり)をした若い衆が引き合います。 勝敗は竹が引かれたり、折れたり、割れたりした方が負けです。 勝った方は、豊年・豊漁になると言われています。
と紹介されています。
竹を蝶に組み、その下を北から南にくぐると、その年は無病息災になるといわれています。
最高の人出で、大変な賑わいでした。
蝶に組んだ竹を倒すと同時に、2本をまとめて抱えての引き合いが始まります。
カメラマンも多くて、1回目の蝶に組んだ竹を降ろすときに、前に出すぎたカメラマンが降りてきた竹に頭を打たれて、病院に運ばれました。
カメラマンの数は年々増えてきているようで、純粋な観客の前に出てしまうので、ちょっと整理する必要があるかもしれませんね。
次の写真は、若い衆が竹に挟まれた瞬間です。珍しい事故ですが、何ともなかったようでよかったです。
大人のからかいが3回行われますが、その合間に子どもの竹のからかいが行われます。途中から雨風になった厳しい天候の中、頑張っていました。
こんな小さい子ども達も参加していましたよ。竹にぶら下がっているようでした(笑)。
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