総務文教常任委員会
今日は、総文教常任委員会が開かれました。
本日も盛り沢山の協議題で、
1 消防・防災・災害対策について
(1)平成24年度糸魚川市総合防災訓練実施結果について
(2)糸魚川市救急ワークステーションについて
[休憩中の報告事項]
・新潟県ドクターヘリについて
2 柵口温泉施設権現荘等について
(1)柵口温泉施設権現荘等について
[休憩中の報告事項]
・風力発電事業について
3 財政運営の基礎的調査について
(1)平成23年度決算概要について
(2)財政健全化判断比率について
(3)平成24年度普通交付税の算定結果について
4 教育委員会関係施設整備について
(1)市民会館のリニューアルについて
[休憩中の報告事項]
・新潟県立高田特別支援学校ひすいの里分校小学部、中学部の校名について
・山ノ井保育園(仮称)の名称について
・上根知保育所に関する地元要望について
・能生児童館の開館日時の変更について
・児童養護施設上越市若竹寮の移転新築事業について
5 その他
という内容でした。
委員会の前には、正副委員長と担当部署の打合せが行われます。資料の出し方や説明
の内容について詳細に打合せをしますが、今回は1回では間に合わずに2回行った上で、
本日の委員会となりました。
「市民会館のリニューアルについて」では、平成22年1月の「中期プラン」策定段階で、
財政的問題から「新築」から「リニューアル」に変更され、この段階では大枠での検討だった
ため、リニューアルの設計がある程度具体化になり事業費が明らかにされたこの時点で再
度検討しているものです。
本日の報告で、新築した場合の糸魚川市の実質負担額が約8億円の増額になるという
ことから、財政的な厳しさが伝わってきました。
実質負担額とは、起債(借り入れ)して事業執行後に国から交付税で補填される額を引
いた、いわゆる「真水」の部分であり、純粋な市民負担の増額が8億円という大きさと今後
の他の事業執行に与える影響の大きさから、リニューアルで止むなしと判断されました。
急遽出席を求められ出席した米田市長のリニューアルの方針に対し、新築推進派の委
員としても政治的決着を図った形ですが、リニューアルの設計内容の審査は、これから詳
細な報告がなされながら行われることが条件となっています。
合併時の「新市建設計画」では「市民プラザ」として建設の計画があった市民会館問題も、
一山越えた感じですが、より良いリニューアルをしていただくためには、良い設計、良い施
工が大切になりますので、委員会ではまだまだ議論が続くことになります。