今日から11/25まで、糸魚川市歴史民俗資料館で「日本名僧墨跡展」が開かれています。
糸魚川市に木村秋雨氏より寄贈された資料を中心に展示されています。皆さん是非足を運
んで下さい。
木村秋雨氏は、俳諧研究家として知られ、名は淑澄(よしずみ)といい僧名は孝禅(こうぜん)、
号を秋雨(しゅうう)といいます。相馬御風の盟友となり、御風の良寛研究を助け資料の収集
に奔走したことが往復の書簡からうかがえます。
木村秋雨が収集した貴重な資料は9,000点以上にのぼりますが、昭和57年に糸魚川市に
寄贈され、糸魚川市歴史民俗資料館で大切に保存・展示しています。
(糸魚川市HPより)
9時半からオープニングセレモニーで、総文委員長として出席し説明も受けてきました。
沢庵宗彭の「書状」も展示されています。
沢庵といえば、沢庵漬けの考案者として名が残っていますが、私にとっては宮本武蔵の
教導者としての認識が強いので、この展示は嬉しかったですね。
吉川英治の「宮本武蔵」は、高校時代から何度も読み返していて、今も枕元に睡眠前の
読書用に備えてあり少しずつ読み返しています。
徳川家康に重用された、上越市出身の南光坊天海の書状も展示され、これが最も古い
そうです。
一通り見せてもらい、市長や教育長と歓談したあと資料館を出ると、市役所前の広場に
子ども達が一杯いました。
糸魚川小学校の一年生と糸魚川東保育園の子ども達でした。
先生から「こんにちは!」と声を懸けていただき、「一年生です。ピンクの帽子は東保育園
の子ども達です。」と教えていただきました。
大勢の子ども達に囲まれると幸せな気分になりますね。