特別養護老人ホーム・じょんのび慈 消防訓練
今日は、午前10時より、じょんのび慈の消防訓練が行われました。
肌寒い陽気の中、施設から出火した想定で、地域の方々の協力も得て、入所者を避難させ
て、行方不明者の捜索も行うという本格的なものでした。
9時半前に施設に出掛けると、既に消防の担当者が準備中で、近所の協力者の方々もお出
でになっていました。
10時ちょうどに火災報知器が鳴って、防災無線、理事長からの協力要請を訊いて近所の方
々が駆けつけてきました。
入所者の避難優先で協力し合って行動します。
行方不明者が出た想定で、消防隊員が酸素マスクを装着して救助に入ります。
救助に協力した方々も心配そうに見守っています。並行して消火活動も行われています。
救急車も駆けつけました。
行方不明者が救助されてきましたが、シートで覆われた中で、心肺蘇生術が行われていた
ようです。
避難訓練は無事終了し、消防長の挨拶がありました。
「第一は、自分の命は自分で守ること。自分の命を守れない人は、他人の命は守れません。」
「消防のABC。A:当たり前のことを、B:馬鹿にしないで、C:ちゃんとやる」
というお話しでした。
想定も、微に入り細に入った訓練で、消防の方に色々聞かせていただきながら、訓練の大
切さを再認識しました。
施設の皆さん、消防、地域の皆さん、大変ご苦労様でした。
なにより、火災を出さないように、細心の注意を払っていかなければなりませんね。