鉄道フォーラム
”北陸本線・大糸線の活性化方策”:ヒスイ王国館(糸魚川駅横)
新幹線開通を9ヶ月後に控え、開業後の並行在来線の利便性向上と地域活性化への方策を探るフォーラムが3部構成で開催されました。
私も実行委員の端くれに途中から名を連ねていましたが、実行委員会には親戚の不幸が重なって出席出来ませんでしたので、個人的にはぶっつけ本番の当日でした。
講師の石井先生は、5年ほど前からのお付き合いで、何かと目を掛けていただき昵懇にさせていただいている関係から、実行委員に追加されたということでした。
石井先生は、交通問題の専門家で、糸魚川市には今回で3回目となります。
5年前は、北陸線・大糸線を守る会主催の講演会で、3年ほど前は、新潟県知事のタウンミーティングで、パネルディスカッションのコーディネーターとしてお出でいただいています。 当時の会派で東京にもお邪魔して、ディスカッションをさせていただいたこともあります。
開会では、実行委員長から、市長代理の産業部長、お隣長野県小谷村長の挨拶が続き、石井先生の基調講演となりました。
第二部は、パネルディスカッションです。
第3部は意見交換会(ワークショップ)でした。
5班に分かれて行いました。
多くの意見が出され、発表者はとても与えられた時間では納めきれない様子で、再三スタッフから合図されていました(笑)。
石井先生も参加し、「自分でポストイットを書くことがないので、今日は貴重な体験をしました」と、喜んで頂きました。
5枚の発表シートは大変な財産です。 「まとめて、今後の施策に活かせるよう取り組みましょう。」となりました。
基調講演の中身は盛り沢山で、講演の時間内に理解することはとても不可能で、今後の勉強が必要です。しっかり読み込んでから、石井先生のご指導を仰ぐことにします。
懇親会も盛り上がりましたが、途中から7月の1ヶ月間「糸魚川フォーラム」を開催してくれる東京の麹町(平河町)の酒バー「大甕屋十郎太」のお二人が、市の担当課長など2名と参加。ちょうど糸魚川市を視察に来ていて、別会場で試食を兼ねた食事をしていたところから、合流してくれました。
正に「チーム糸魚川」の様相となりましたね。
元々、関連のある取り組みが市内で行われていながら、連携が取られていないところに不足があり、最初からどこかで連携を取る取り組みがあってしかるべきでした。
東京で糸魚川のPRをしてくれるという強い味方を迎え、大歓迎ムードで盛り上がりました。