本日(9/6)の新潟日報にジオパーク特集が組まれました。
今年の2月に所属会派「新政会」の政務調査で独立行政法人産業総合研究所(通称:産総研)のなかの日本ジオパーク委員会事務局を訪問し勉強させて頂きましたが、その時に応対して頂いた渡辺真人(まひと)さんがインタビューに応じています。
「糸魚川には日本のジオパークのモデルケースになってほしい。洞爺湖と有珠山に比べ、糸魚川はメジャーな観光地ではない。だからこそ、取り組みが成功すれば日本中にジオパークが広がるきっかけになると期待している。」
「ただ、地質は少し地味なので、「語り」が大事。今回、審査員は糸魚川の地元ガイドの活動を大きく評価した。今後も自分の言葉で語れるガイドの養成は必要だ。」
「理科系の修学旅行や林間学校を誘致するのもPR方法の一つ。また、名産品や食べ物からの興味を持ってもらうのもいい。」
などと言われています。
今回の糸魚川市議会でも多くの議員がジオパークについて質問します。私もその一人ですが、本当の意味でクルマの両輪となって糸魚川を活性化させるために、建設的な立場で質問・提言して前に進まなければなりません。
今回、庁舎内の体制について提言しましたが、本来早急に「商工観光課・観光係」と「企画財政課・ジオパーク推進室」を統合・補強して「観光課」を設置するべきですが、「0歳から18歳まで」を対象に「日本一の子供を作る」為の「子ども課」の設置も計画されているために来年の4月に組織改革を行いたいということでした。
「子ども課」の仕事はスパンの長い仕事であり、「観光課」は速効性のある施策と遅効性の施策の両方が求められているために、早期の設置が求められています。
したがって、「観光課」の設置が4月でなければ無理なのであれば、観光係とジオパーク推進室の連携を高めるために机を並べるだけでも効果があるでしょう。
別の課で別の階にオフィスがあるのでは、いかに「連携を強めるように」指示しても、自分の机の上の仕事が優先され「所詮他の部署の仕事」ということになってしまいます。
ジオパーク認定されて、すぐにでも観光客が来るでしょう。どのくらいの人が来てくれるかは未知の部分ですが、最低限の対応はすぐにでも求められます。
この場合の最低限の対応とは、すぐに見てもらえる(条件を満足する)ルートを設定して満足して帰ってもらうことです。そして、次に来て頂くまでに(徐々に)ルートを増やし、サービスを向上させておかなければならないでしょう。
「語り」が大事と言われていますので、「名物ガイド」さんが育ってくればいうことありませんね。もう既にそれに近い人は出てきています。地域の人を集めて勉強会をしたり色々の活動に関わっているK竹さんがその人です。この記事中にも「ガイド養成講座」のガイド役として紹介されています。
今後のガイド養成に大きな期待が寄せられています。
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