糸魚川ジオパークを活かす シリーズ6
「天地人ブームとガイドの連携」
~天地人ブームの一年で見たこと聞いたこと考えたこと~
講 師 永見完治(ながみかんじ)さん
上越市観光案内協会会長
有限会社ナガミ代表
謙信公に魅せられ上越市で20年ボランティアガイドを続け上越市観光案内協会を設立。
今年は天地人ブームにのり、市民ガイドとともに全国からの観光客をもてなした。
ガイド育成のほか、ご当地Tシャツの製作販売
「にいがた狼煙プロジェクト」発案など幅広く活躍。
著書に『謙信公賛歌』がある。
ジオパーク関連の勉強会の6回目が開催されましたので、ヒスイ王国館へ出掛けてきました。約一時間半の後援会は、講師永見氏の熱意あふれるお話しと、さすがにガイドの先駆けだけあっての分かりやすい話し方で、受講者を引きつけて話さない内容でした。
ガイドに最も大切なのは次の内どれ?
(1)見た目 (2)話し方 (3)知識
さあ、答えは? 会場では圧倒的に(2)話し方に手を挙げる方が多かったですが、正解は(1)見た目 だそうです。
なぜ?
観光客の中には、ガイドの話を良く聞く人が三分の一、全くガイドの話を聞かないで景色やとなりの人とのおしゃべりを楽しむ人が三分の一、その時その時で、行ったり来たりする人が三分の一だそうです。
「話しすぎは、耳障り」
「ガイドは学者であってはならない」
「どんな時にも論争してはなりません」
「すべての人に気配りを忘れずに」
「年号は覚えている年号しか言わないこと」
「ガイドは演じなければ受けません」
「 楽しくなければガイドではありません」
「 お客様と会話する余裕を持ちましょう」
「 終わりよければ全てよし」
う~ん、勉強になりましたね。私がガイドをするわけではありませんが、色々な場面で応用できる内容です。
終了後、諸々の後、ラーメン「なりた」さんへ足を運びました。
発見!
ジオパーク「ひすいラーメン」
ジオパーク「ひすいつけ麺」
ジオパーク「ひすいタン麺」
私は「ひすいつけ麺」を頼みました。友人は「ひすいラーメン」です。いやあ、味も良かったですね。ひすい色はほうれん草で着け、甘エビを練り込んであってエビの風味がしました。
ジオパークでの交流人口の拡大には「食」がキーポイントになりますので、飲食店の取り組みが前向きなのは有り難いことです。
ジオパークに関する民間の気運も高まっていますので、官民一体となって上昇気流に乗りたいものです。内閣府の「地方の元気再生事業」も民主党政権では「地方の自立を妨げる」などと言われているようですが、現場の立場からは「もう一年続けてくれたら・・」です。
日本ジオパークネットワークを中心とした国・県との連携に期待したいところですが、少し時間も掛かりそうなので、今年度盛り上がった気運を中断しないためには糸魚川市独自の取り組みが求められますね。米田市長の前向きな姿勢に期待しましょう
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