市民厚生常任委員会で、能生国保診療所と特別養護老人ホーム「おおさわの里」を調査に行ってきました。
能生国保診療所では
・施設概要について
・経営改善策について
・新規診療科の設置について
現地及び机上で説明を受け、質疑応答による調査をしました。
能生国保診療所は、昭和28年能生谷村国民健康保険直営診療所として開設され、能生町国民健康保険直営病院、能生町国民健康保険診療所、能生国民健康保険診療所となって現在に至っています。
本年3月、永年診療に当たってきたT川医師が退職し、4月にK藤医師が就任いたしました。
現在の場所に昭和55年3月に新築され、その後の経営は順調で黒字が続き、毎年基金を積み立て、昭和63年度末には1億9千5百万円の基金保有となりました。
しかし、人口の過疎化や患者の病院、専門医志向などが原因で患者が減少し、平成2年度からは経営が赤字となりました。この赤字を基金で補填してきましたが、平成18年度には全ての基金を取り崩し、更に一般会計からの繰り入れが続いています。
糸魚川市としては、能生谷地域の医療確保のために診療所を維持したい考えで、今年度医療コンサルタントに委託し、経営改善計画に取り組んでいます。
その一環として、新規診療科の設置も視野に入れて検討していますが、様々な条件により、なお一層の検討が必要なようです。
特別養護老人ホーム「おおさわの里」は、ケアハウス「ハイツ能生」、デイサービスセンター「おおさわ」を併設し、社会福祉法人能生名立福祉会が運営しています。
施設長は同級生のS藤さんです。施設を案内、説明してくれました。
ケアハウスには、過去の経験を活かしスプリンクラーが設置されていました。
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