糸魚川市において
「子どもの生活リズム向上全国フォーラム」
北信越大会inいといがわ
早ね早起きおいしい朝ごはん全国サミット
が開催されました。
私は、道場の朝稽古に富山県や石川県から友人が来ていたので、稽古を済ませて送り出してから会場に向かいました。家内は先発して最初から会場に入りましたが、私は30分ほど遅刻です。福井県、石川県の発表は終わっていて、糸魚川市立大和川保育園の発表が行われていました。
・じゃれつき遊びで育つ 元気な体 つながる心
~早ね早起き美味しい朝ごはんと愛着形成の相乗効果~
続く基調講演は 「地域で創る!子どもの生活習慣」と題して、和洋女子大学教授・医学博士の鈴木みゆき氏が講演されました。
いやあ、聞き応えのある講演でした。
下の写真は、様々な概日リズムの相互関係を表すもので、赤い線は「メラトニン」の血中濃度を表します。抗酸化作用のあるホルモンで、思春期が来るまで第2次性徴を抑える効果があるそうで、幼児期がピークだそうです。睡眠時間が少ないと分泌量が減り、成長のバランスが崩れるということでした。崩れたバランスは時間を元に戻すことは出来ないという恐いお話しでした。
成長ホルモンは大人になっても分泌され、大人の場合は体の修復に働くそうです。寝不足の人は胃潰瘍も治らない、ということになりかねませんね。
今日は、市民会館をメイン会場に隣接の市役所、亀ヶ岡体育館を会場に色々な催しが行われていました。お昼は、市役所で「世界の朝ごはん集合」で、昼食を頂きました。
食生活改善推進委員会の皆さんが、お世話をしてくれていました。
午後からは、パネルディスカッションですが、亀ヶ岡体育館でアルビレックス新潟のコーチによる「親子で参加!ボール遊びde体力づくり」が行われていたので覗いてきました。
午後の開会セレモニーの後にキャラクターの紹介がありました。一番人気は左端の「よふかしおに」だそうです。とってもひょうきんでした。
パネルディスカッションは、筑波大学教授田中統治氏をコーディネーターに、富山大学准教授の関根道和氏、糸魚川市立能生小学校校長池原栄一氏、新潟日報上越支社長渡辺英美子氏という顔ぶれで行われました。関根氏は平成元年度生まれの富山県在住の児童1万人を対象とした研究結果から、睡眠の重要性を報告しました。池原氏は、自校での取り組みからメディアと上手に付き合うことについてお話しされました。渡辺氏は、2人の子の母親としての経験を交え報道に身を置く立場から、生活リズムの重要性、メディアとの付き合い方について意見を発表されました。
次は、「哀川翔トークショー」でした。
「早起きは『3億』の徳 日の出起床で人生激変!」
同標題の本も出版しているそうで、楽しいトークでした。インタビュー形式で進められ、インタビュアーの野本幸さんとの掛け合いも楽しく、「さすが役者やなあ」といったところです。
哀川さんが出演する時間が近づくにつれて、段々人が増えてきました。最後は満員に近い状況でしたね。
最後は、「いといがわ宣言」で終了しました。実行委員の皆さん、市役所担当部署、学校関係の皆さん大変ご苦労さまでした。大成功でしたね!
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