青海生涯学習センターリニューアルオープン
築30年を経過した「青海生涯学習センター」(旧青海町民会館)がリニューアルされオープンしました。
改築の内容は次の通りです。
事業概要
事業費総額 242,880.5千円
工 期 平成22年6月1日 から
平成22年11月30日まで
【建築工事】 145,865千円
建物全般
●建物耐震補強
●防水改修
●外壁改修
学習棟 1,054.76㎡(1階625.97㎡ 2階428.79㎡)
●エレベーター新設 11人乗り 1基
●ラウンジ部分増築 鉄骨造2階建て 108.82㎡
●授乳室新設
●会議室、ホール等内装改修
体育棟 1,613,02㎡
●照明器具改修
●天丼、壁、床等内装改修
【電気設備工事】 39,970千円
●太陽光発電設備新設 発電出力 10kw
●防災設備入替
●電灯設備入替
【機械設備工事】 45,947千円
●学習棟空調設備入替
●衛生器具設備入替
●給排水設備入替
【設計管理業務委託】 11,098.5千円
●実施設計業務
●工事監理業務
古い建物であり、耐震補強も必要でした。総額2億4千万円余りの大きな改築事業でしたが、新築のようにキレイになりましたし、ラウンジの増築、エレベーターの新設、きらら青海からの連絡通路の整備など、使い勝ってもグンと良くなりました。
平成17年の合併時に青海町が留保していた基金を地域振興のための基金として、年限を限って青海地域のために使えるようにしてありましたが、その資金を使っての改築でした。
オープン式典では、青海幼稚園年長児による歌と踊りが披露されました。とっても元気が良く、歌も踊りも上手でした。「歌の上手いのにはたまげた」とは、地元の公民館長さんのお話しでした。
正面玄関です。外壁もキレイに塗り替えられて見違えるようです。
体育館です。床は研磨し再塗装され再生されました。壁も扉も新しくなって、トイレも全面改装して、ウォッシャー付きの洋式便器が設置されていました。ギャラリーへの階段も、外階段だったのですが、囲われて室内階段へと変貌していました。
学習棟の和室です。壁や照明、畳、空調が新しくなり、テーブルなどの収納スペースも確保されました。
11人乗りのエレベーターも新設されました。2階建てですが、高齢者や障がい者に配慮した建物に変貌しました。
授乳室も設けられました。この体育館で子育て支援センターの事業やかるがも教室などが行われていて、乳児を抱えたお母さんが利用することが多いので、要望があっての設置となりました。
屋根には太陽光発電設備が新設され、ラウンジのモニターで発電状況が確認できます。この時の発電量は4.7kWで、40Wの蛍光灯117本分であることがモニター表示から分かります。
リニューアルされた生涯学習センターが、市民に皆さんに活発に利用され、健康づくりや文化活動、子育て支援などに益々有効に機能することになると大きな期待を持ちました。
コメント
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