1月11日に「新政会だより11号」を新聞折り込みで全戸配付致しました。
ぼつぼつと反応の電話を頂いています。そのような方は、隅から隅まで読んで頂いている方で大変嬉しく思います。市政に強い関心のある方なのでしょう、辛口の意見であっても有り難く思います。
今日は、私のいない時間に連絡先になっている自宅にお電話を頂き、家内が応対しました。残念なのは、折角お電話を頂きながら、お名前を聞かせて頂けなかったことです。家内では十分に受け答えできませんから、次は私のいる時間にどうぞ。(笑)
今日の電話の中にあったご指摘について説明します。
「平成23年度予算編成に対する「新政会」要望(要約)」の冒頭に
◆市政運営の基本姿勢
諸課題に積極的に取り組みながらも、廃棄物対策、公民館制度改革、並行在来線問題など懸案事項もある一方、新幹線開業・世界ジオパーク活用の交流人口拡大、地域の活力アップによる若者定着促進に大きな期待が寄せられております。
糸魚川市の厳しい状況と課題、大きな可能性を認識の上、「総合計画」を基本にした国・県との連携を更に密にして諸施策に取り組んでいただきたい。また、市長が強力なリーダーシップを発揮し、幹部職員・職員の意識を改革してモチベーションをアップすることにより、迅速且つ適正な市政運営を展開しながら糸魚川市の永続的発展と市民の安心安全を追求するよう、平成23年度予算編成にあたり新政会は要望いたします。
とあります。
「この中の5行目「糸魚川市の厳しい状況」とは何か?「厳しい状況」を説明していない。私は良く読書をする人間だからそういったことが気になる・・・」
というご指摘でした。細かいところまで読んでいただき感謝です。
「厳しい現状」も「大きな可能性」も、
前段の
「廃棄物対策、公民館制度改革、並行在来線問題など懸案事項もある一方、新幹線開業・世界ジオパーク活用の交流人口拡大、地域の活力アップによる若者定着促進に大きな期待が寄せられております。」
を受けてのものだったのですが、表現が控えめすぎたでしょうか。
つまり、「厳しい現状」は「廃棄物対策、公民館制度改革、並行在来線問題など懸案事項」であり、「大きな可能性」は「新幹線開業・世界ジオパーク活用の交流人口拡大、地域の活力アップなど」です。
厳しい現状については、「余り悲観的なことを並べても・・・」と控えめな表現に過ぎたかもしれません。しかし、課題は多くあり、厳しい現状は市民の誰もが感じていることだと思います。「厳しい現状」は、後段の「予算編成の基本的考え方」「具体的要望事項」を読んで頂いてもあきらかです。
1.予算編成の基本的考え方
(1)景気低迷により市の収入増が望めないので、庁内経費削減など行財政改革を促進し、「選択と集中」を基本の行財政運営を行うこと。
(2)厳しい経済状況と先行き不透明感の中、増加する高齢者世帯の生活不安に対し、公共料金などの市民負担増については慎重に検討すると共に、市民への充分な情報開示と事前説明を前提とすること。
など・・・。
現状のまま推移して新幹線開通を迎えた場合、新幹線がプラス方向に働くとは考えにくい。糸魚川市の玄関口である新幹線駅周辺が現状のままでは、駅に降り立った人が魅力を感じることは出来ませんよね。平成13年度に策定された「新幹線駅周辺整備構想」に従った周辺整備が行われていますが、「整備」「開発」とはほど遠い現状は、様々な検討を重ねた、そして、地主さん達の意向を反映した結果でもあります。
しかし、その後10年近くを経過し、新幹線開通を4年後に控えて、今、見直しを行わなければ「浮かぶ瀬」はありません。先進事例を見ても9年前の認識ではどうにもならないことに気がつくのは私だけではないでしょう。
今日の電話に戻りますが、「お名前を聞かせて頂けなかった」とはいえ、実はお名前も電話番号も分かっているんです(笑)
お電話ありがとうございました。これを読んで頂ければ幸いです。
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