第34回全上越剣道大会が開催されました。
今大会は、全上越剣道連盟の主催で、会長の滝見先生がこの春ご逝去なさり、会長が
空席となって私が会長代行を努めることになりましたので、今大会の大会会長は私が務め
させて頂きました。
朝7時に出発して会場の上越市カルチャーセンターへ。
昨年、糸魚川剣道連盟は一般団体一部で準優勝、二部で優勝という成績でした。
今年は、
◆団体一部 優勝 ・一般男子の部
(1チーム選手5名)
◆団体二部 準優勝 ・一般二部の部
(1チーム選手3名【50歳以上の男子2名、女性1名】)
という素晴らしい成績でした。
団体一部の優勝は、記憶が定かではありませんが、平成の最初の頃から20年ぶり位の
ことだと思います。当時は私も選手として出ていて、三連覇の後、2,3年おいて再度優勝
したような気がします。
見応えのある試合が展開されました。
準決勝では、昨年の決勝で代表者戦までもつれ込んで惜敗した優勝候補筆頭の上越市
剣道連盟との対戦で、またしても「1(2)-1(2)」=「1勝1敗(本数も2本ずつ)」の同勝者
数、同取得本数で代表者戦になりました。ここで伊藤豪佑選手が強敵長谷川選手に豪快
な飛び込み面を決めて決勝に駒を進めました。この日一番の技でした。
決勝は、予選リーグで敗れていた上越教育大学との対戦でしたが、旗の重かった予選
リーグとはうって変わって先鋒次鋒の伊藤兄弟が強い打突で連続二本勝ち。中堅一本負
けの後、副将作本選手が勝って優勝を決めました。作本選手は優秀選手賞に輝いてい
ます。
二部も見事な闘いぶりでした。特に、中堅(女性)の野本選手は4戦全勝で優秀選手賞
を獲得。一部の作本選手と共に3人の優勝選手の内2人が糸魚川から選ばれました。
閉会式後の合同稽古には多くの選手・役員が参加して有意義な稽古会となりました。
今週は特に芳しくない膝の痛みも、昼に飲んだ痛み止めが効いてなんとか最後まで元立
ちを努めることが出来ました。稽古を頂いた沢山の皆さんに感謝いたします。
糸魚川に帰ってからの祝勝会は、和やかな楽しい会でした。頼もしい若手が育ってきて、
糸魚川の剣道はこれからも伸びていくでしょう。