本日は、総務文教常任委員会でした。
1 教育委員会関係施設整備について
(1)糸魚川地区公民館の改築について
(2)能生体育館の改築について
(3)博物館のリニューアルについて
(4)市民会館のリニューアルについて
2 子ども一貫教育について
(1)社会福祉法人三友会について
[休憩中の報告事項]
・風力発電事業について(能生事務所)
という内容での委員会審査でした。
(1)糸魚川地区公民館の改築について、(2)能生体育館の改築についてでは、地域の
方々と合意した改築の内容について説明がありました。
両施設共に、検討委員会等が組織されて検討してきましたが、課題もあって総務文教
常任委員会でも数度にわたって取り上げてきた課題でした。一応の方向性が出て一安
心です。
(3)博物館のリニューアルについてでは、フォッサマグナミュージアム(FMM)と青海自
然史博物館の統合を含めたリニューアル基本構想が平成23年3月に策定され、平成
25年度に基本設計、詳細設計が、平成26年度に工事が実施されFMMが休館となる
予定です。
リニューアル基本構想の概要です。
リニューアルの計画図です、これだけではちょっと分かりにくいですが。
事業費は、総合計画実施計画ベースで、6億6千万円ということです。
(4)市民会館のリニューアルについては、事前の打ち合わせで資料の準備、事前の検
討が不十分だと判断し、本日の審査内容から一旦外したのですが、委員からの申し出
により、追加日程として所管事項調査を行いました。
予算編成時期でもあり、3月議会では予算審査特別委員会が行われるので、予算内
容に関わる市民会館のリニューアルについては可能な限り詰めておきたいのは勿論の
ことではありますが、市長の意向と委員会の相当数委員の意見が合わないため、難しい
局面を迎えています。
2 子ども一貫教育について (1)社会福祉法人三友会についてでは、民間保育園「川崎
保育園」の前園長による不適正な経理処理問題についての経過説明がありました。
約束された返金は期限の12/25時点で一部しか返金されておらず、今後双方が弁護士
を立てた、刑事・民事両面でのやり取りとなりそうで、少し時間が掛かりそうです。
いずれにしても、保育園児や保護者に影響のない形で進めることが条件となります。
休憩中に報告された徳合風力発電の事故については、この一年間ほとんど稼動できて
いない状況について説明があり、施設を今後どのようにするか判断材料を集めて検討さ
れることになります。
再生可能エネルギーへの取り組みは大きな課題ですが、余りにも故障が多すぎ、立地
場所が適切ではないとの指摘もあるようです。
今日の委員会は、思ったより早く終了したので、その後、他の部署よりの報告を受けた
り今後の委員会進行についての打合せ、小規模校の今後を心配する市民からの意見に
基づいて担当部署との意見交換をして午後5時頃に庁舎を後にしました。
2年間の総務文教常任委員長も残り僅かとなりました。多くの重要課題を抱えた2年間
でした。最後までしっかり務めます。4月の選挙に向けた準備は殆ど出来ていませんが、
こちらも皆さんのお力を借りて頑張らなければなりません。