今日は、7時からの直心館朝稽古を終えて、10時から青海大会のパンフレット作成を青海
剣道クラブの指導者で行いました。
朝稽古は11名の参加。比較的大勢との稽古で、かなり疲れました。
剣道は、相手と対峙して一本を争うわけですが、相手と向き合っていながら自分と向き合って
いる面もあり、自分に克つのが剣道の目標ともいわれます。
相手との間合をギリギリまで狭めて対峙すると、頭で考える段階ではなくなり、相手を見るの
にも「見の目」よりも「観の目」が求められます。切羽詰まった状態で、鍛え抜かれた技が自然
に出るのが、いわゆる「無心」に近い状態なのでしょうね。
「無心」なんてないんだ、「勝ちに徹する」こと意外にない。と言われた先生もいますね。
疲れたままの体で休む間もなく、青海生涯学習センターへ。
5月12日に青海中学校体育館で行われる「青海少年剣道錬成大会」の準備、パンフレット作
成です。
200名程度参加の大会ですが、富山県、石川県、長野県からの参加もあります。
今日の準備は少人数でしたが、要領よく早く進みました。
指導者も全くのボランティアで、年間通して少年指導に関わって頂いています。
大会を実施す
るとなると、案内の送付、確認、組合せ、パンフレットの作成、会場の準備、掲示物の作成な
ど多くの仕事があります。
皆で協力し合って、大会を成功させてきましたが、人が集まって何かを行うことだけでも、大き
な意味がありますね。
恒例の剣道大会の審判謝礼は精栄軒のお菓子ですが、その精栄軒さんも、5月で店じまいを
するそうです。息子さんも青海剣道クラブ、青海中学校、高田高校と活躍し、大学を出て現在
は海外に赴任しています。跡取りがいないことで、今回の店じまいとなったわけですが、ずう
っとお世話になっていたので、大変残念に思います。剣道関係も、この大会、正月稽古始の
おしるこなど、折に触れてお世話になってきました。本当にご苦労様でした。