今日は9時から最終処分場特別委員会の正副委員長打合せでした。
11/12の特別委員会に向けた担当部課長以下と松尾委員長と私で議事内容、審議進行についての打合せを行いました。
午前中で終了し、庁舎内何カ所かによって用事を済ませ、ジオパークサテライトオフィスに寄りました。先日のジオパーク検定に向けた講習会資料をもらいに来たお客さんがいて、ジオパーク検定の人気振りが伺えます。
検定受検者も約500名になったそうです。3日ほど前は250名で350名を目論んでいたのに、ビックリですね。
午後からは、会社のISO9001の定期審査で、2008年版への移行審査を兼ねて、明日までの1.5日間で、2名の審査員により品質管理マネジメントシステムの審査が行われます。今日は、品質管理責任者(私)と品質管理室の審査でした。
審査とか検査とかいう類のものを受けるのは、思いの外疲れますね。
「品質管理責任者の審査で、指摘することがないのは初めてです。」とは今日の審査員の言葉でしたが、毎回審査員からは「報告書に書くことがないので困る」と言われます。社員がしっかりしているので定期審査も安心です。
上越市は早くにISO9001の認証取得をしました。ISOの仕組みは「科学的事務管理手法」です。国際規格による品質マネジメントシステムを構築し、品質を保証するというよりも、品質を確保する仕組みを構築することにより結果的に品質を保証するというものです。
PDCAサイクルにその最大の特徴があります。行政に最も必要なのはこの考え方です。
P(計画)→D(実行)→C(検討)→A(改善)のサイクルを有効に回すことにより「継続的改善」を続けていくことです。
昨年来からの様々な行政の不手際は、この仕組みの欠如によるところが大きいと思います。
内部監査の必要性を訴えてると、
「私がチェックしていますし、部課長がチェックしています」
「全く意味合いが違いますよ。副市長や部課長が部署の業務をチェックするのは通常業務であり、内部監査は、しかるべき教育を受けた監査員が自分の部署以外の業務をチェックすることであり全く意味合いも効果も違う」
ということなのです。
この春、総務課に行政改革・内部監査担当の課長補佐を配置しましたが、未だにその効果は見えていませんね。これからしっかりチェックしていきたいと思います。
今日の審査を受けてみて、改めて行政のシステム構築の必要性を感じました。