~地域医療を知り、“いのち”を考えよう~
糸魚川市出身で認定看護師の井村久美子さんと救急救命士の白石秀教さんを講師に迎えて、(社)奴奈川(ぬながわ)青年会議所主催の勉強会が行われました。
井村さんは18歳まで糸魚川市で育ち、看護師免許取得後にUターンして糸魚川市の病院に11年間勤務。その後スキルアップを目指し千葉県に移って「認定看護師」資格を取得。
その経験を活かして糸魚川市の地域医療を考えるJCの勉強会の講師を勤められました。又、白石さんは、JCの活動にJCメンバーとともに活動した経緯から、20代というこれからの糸魚川を担う若き救命士として講師を依頼されたそうです。
医療を取り巻く現状についてのお話しは、市民側から見た医療と医療現場側から見た医療の違いを感じさせ、興味深いものがありました。
◆上手な医者のかかりかた十か条◆
1.伝えたいことはメモして準備
2.対話の始まりは挨拶から
3.より良い関係づくりはあなたにも責任が
4.自覚症状と病歴は、あなたの伝える大切な情報
5.これからの見通しをききましょう
6.その後の変化も伝える努力を
7.大事なことはメモを取って確認
8.納得出来ないときは何度でも質問
9.治療効果を上げるため、お互い理解が必要
10.よく相談し、治療方法を決めましょう
当然と言えば当然ですが、「良い医療」を受けるには「良い患者」になる必要があるようですね。
軽症の患者が時間外に救急病院に来るためその治療を行う。
→本当の重症患者の受け入れが出来ない。
という事例が起きてるそうです。
大切な糸魚川を守り、いのちを育むために、ひとりひとりが何を出来るかを考え、行動していく必要がありますね。(講師談)
昨日に引き続き、今日も大変勉強になりました。
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