◆商工団体との懇談会 11/12(木) AM9:30~
懸案となっている新幹線駅舎問題を中心に3商工団体の幹部と糸魚川市議会の懇談会が行われました。
1.糸魚川駅周辺整備についての要望事項
2.全体的要望事項
(1) 北陸新幹線の開業を最大限、地域の産業・観光等の活性化に結びつけるための実施計画の作成
(2) 糸魚川駅周辺(ヒスイ王国館) にコンベンションやホテル等の複合拠点施設の誘致
(まちづくり会社・糸魚川タウンセンターの減資の実施)
(3) ジオパークなど市内全域を案内するための観光案内所等の充実
(4) 地域経済対策をはじめ、新市建設計画の主要事項等について、経済団体との懇談・協議の実施
(5) 新市建設計画の中で能生地域における重要案件については経済団体との説明、懇談の機会を設けてほしい。
という内容でした。
人数の関係から、いつもと逆の座り方になりました。向こう側に商工団体の方々が座っていますが、いつもは議員が向こう側です。不思議な感じでしたね。
商工団体側からは、
「何にしても、情報開示が必要。知らされた頃には決定済みで変更出来ないとなっている。」
「ジオパークに期待する。新駅がどんな昨日を見せるか?若者が帰ってこれる糸魚川に。立派な駅にして欲しい。」
「ジオパークに関しては、観光協会の案内所に市の職員配置をお願いしたい。」
「人口減少が進んでいる。能生地域が一番進んでいる。重点施策には議会との連携をお願いしたい。」
など、沢山の意見要望が出ました。
並行在来線の方向が決まらなければ駅舎に影響する部分も多くて、何とも言って見ようのない部分も多いわけです。
「在来線の停車本数によってホームがどれだけ必要か考えて設計して欲しい」という思いはもっともではあるけれど形式的意見に過ぎず、結論はいつまで経っても出せないことになります。
新幹線そのものより、並行在来線の方が見通しが付かないのですからね。現在の一番線が必要ではなくなる場合も想定出来ますが、それを駅舎実施設計に盛り込むことはタイムスケジュールからいって事実上無理でしょう。頭の痛いところです。
議員側からも色々意見が出ましたが、我が新政会会長が港湾交通特別委員会委員長なので、私は発言を控えました。思いは色々あったのですが。
重要なことは、情報交換、情報の共有であり、経済と結びつかない政治は国を滅ぼします。現在の民主党の事業仕分けのやり方にも危機感を覚えますが、糸魚川市政も経済団体や市民との意思の疎通を欠くと、知らず知らずのうちに陥ってしまうかもしれません。
その意味でも大変貴重な機会となりました。今後も継続してこのような機会を持てたらと思います。
◆一般廃棄物最終処分場調査対策特別委員会 11/12(木) PM1:00~
大野の一般廃棄物最終処分場の応急対策工事の進捗状況を視察しました。
工事はかなり進んでいて、雪に遭う前に終了する予定だそうです。そうなれば、一安心です。
帰庁後、机上調査です。
1 経過について( 9月9日委員会以降)
2 一般廃棄物不燃物ごみの処理方法(案) について
・一般廃棄物最終処分場計画平面図 資料N o. 1
・一般廃棄物最終処分場適正化についての経過 資料No. 2
・生活環境保全協定書 資料N o. 3
・一般廃棄物不燃ごみの処理方法の変更(案) 資料No. 4
について審議しました。
この問題は須沢にある処理場(炭化方式)の建設まで遡るため、建設の経緯を含めた責任論が遡上に上がるため、議論も白熱します。午後5時ぎりぎりまで掛かって委員会を終了しました。
この特別委員会への付議事件は
・ 一般廃棄物最終処分場の現地調査と環境問題の把握及びゴミ処理全般に
対する行政の取組姿勢について
・ 関係地区住民の安全確保対策について
・ 施設及び職場環境の改善計画と最終処分場の長期計画について
となっていて、一般廃棄物に対する行政の取り組み全般が審議されます。
従って、2番目の議題「一般廃棄物不燃物ごみの処理方法(案) について」もこの委員会で審議されるわけです。
少々曖昧なところもありましたので、議長・市民厚生常任委員長とも付託範囲の確認を行い、特別委員会で一般廃棄物全般に関わることを審議し、特別委員会結審後は常任委員会で取り扱うことを確認しました。ちょっと分かりにくいですかね?
◆市民厚生常任委員会 11/13(金) AM10:00~
1 糸魚川市環境基本計画(案) について
2 糸魚川市斎場実施設計(案) について
[休憩中の報告]
・ごみ収集車の出火事故について
・糸魚川市産業廃棄物最終処分場について
・市民課所管の条例の改正について
・健康増進課所管の使用料の見直しについて
・新型インフルエンザの状況について
・福祉事務所所管の使用料の見直しについて
・能生地域社会福祉法人「私立保育園」の現状と今後について
・「早寝・早起き・朝ごはん」の全国保育士会発表概要について
3 市外調査の集約について
最後の、「早寝・早起き・朝ごはん」の全国保育士会発表概要についてが良かったですね。糸魚川市の取り組みが全国保育司会の場で発表され高い評価を受けたことは、もっと広く市民に知って貰いたい事実です。
私も5人の子育て、剣道を通じての少年教育の経験から、じゃれつき遊び、スキンシップの大切さはよ~く分かります。
体系的に研究し展開していっている糸魚川市の子育てがもっともっと発展していくことを願います。なにせ「日本一の子どもを育てる」なのですからね。