大雪警報発令
新潟気象台より、糸魚川市に「大雪警報」が発令されました。一昨日の夜から降り始めた雪は、昨日の朝で10cm、今日の朝も10cm程の積雪になりました。明日の午前中まで降り続きそうです。重く湿った雪なので、太陽が出れば早く溶けそうですが、天気予報では向こう一週間お日様マークは見ることが出来ません。
写真は、降雪の合間に日が差したところを会社の窓から黒姫山方向を撮影したものです。
今朝、出勤のため外に出たら、クルマの前に除雪車がこぼしていった大きな雪の塊が。
「うわ、困った」
しかし、クルマの屋根雪を落としている間に、除雪車が戻ってきてキレイに取り除いていってくれました。除雪作業をしている人は、早朝3時頃から動いてくれています。大変ご苦労様ですが、苦情も多いですね。
我社の社員も、朝早くから除雪作業と凍結防止剤散布作業に出動しています。近くの商店から私のところへ除雪の依頼の電話が入ります。
「お願いしてなかったんだけど、何とかなりますか?」
「分かりました、連絡しておきます。」
「○○軒さんから除雪の依頼が来たけど回れる?」
「無理だと思います。小さい方の機械が壊れたので・・・。」
「えっ、そうか、じゃあそちらから○○軒さんに連絡して打ち合わせしてくれ。」
結果は、何とかやり繰りをして別の機械で除雪に回ることが出来たそうで一安心でした。
しかし、公共事業の削減が民主党政権で強く打ち出され、建設業が今以上に疲弊していくと、除雪もままならなくなります。
我社の除雪機械も、老朽化したら(そろそろ危ない)買い換えることは不可能です。又、人員の削減などにより建設業全般的に除雪の作業員もままならなくなります。
交通がマヒしたら、地方の経済、生活はストップしてしまいます。
今日も、
「修理は部品が月曜日でなければ入らないので、それまでは動かせません。」
「市役所に除雪に出動できないと、事情説明を」
・・・・・
「部品は今日中に何とかなるそうで、明日は出動できそうです。」
と、綱渡りのような状態です。
地方出身の国会議員が、中央に出た途端に東京のことしか見えなくなるのはなぜでしょうか。地方経済の公共事業依存度が高いのは、同じ基盤整備を行った場合であっても、その地域の経済に占める割合が高くなるのは当然のことです。建設業への就労率が高いのもデータで示されています。建設関連の業種で働いている人はその上に上積みでいます。色々な面から地方の市民生活に大きな打撃を与えるでしょう。もちろん、必要な公共事業を適正な規模で実施するべきであるのは当然のことですが。
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