あけましておめでとうございます
一年間、ありがとうございました。多くの方々に支えられた一年でした。
今年も一年間よろしくお願いいたします。
新しい年が始まりましたが、本年も変わりなく「有り合わせ精一杯」を尽くして精進したいと誓いも新たにしています。
糸魚川市には、課題が山積みであり、議会の責任も重大です。26人の議員の一人として、他の議員との連携を良くし持てる力を十分に発揮して参りたいと思います。そのためには、日頃の勉強と市民の皆様との交流による情報と意識の共有が重要であります。
皆様の叱咤激励、ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。
昨年を振り返ってみると、
4月には、新糸魚川市2回目の市議会議員選挙があり、今回が初めての全市域一選挙区となっての選挙でした。平成17年に合併するに当たって、議員は全員離職し旧一市二町を選挙区として定員を56名から30名に削減して選挙を行いました。いわゆる定数特例を使わない厳しい道を選択したわけです。
そして、昨年の4月には26名の定員での選挙でした。引退する議員あり、新人議員の立候補ありの中で、現職2名が苦杯をなめることになりました。選挙区も広く、厳しい選挙でありました。特に、旧能生町、青海町からの候補者にとっては、基礎票が旧糸魚川市候補者の半分程度の中での選挙で、全く読めないものがありました。
多くの皆様に助けて頂いた選挙で、心より感謝しています。
その後の議会人事において、私は市民厚生常任委員会に属し、一般廃棄物最終処分場調査推進特別委員会の副委員長を拝命いたしました。
また、民設民営のケーブルテレビ方式が市民の理解を得ることが出来ずに頓挫したことから急遽設置された、第二次地域情報化調査推進特別委委員会の委員長を拝命して、国の緊急経済対策の補助金を利用した情報基盤整備について審議して参りました。
保革両陣営の主張に配慮しつつ、理事者側(市長・行政サイド)と調整案を立てて、難視聴地域の市民意向調査を行って結論が導き出されたことは、思い出となる出来事でした。今後の情報基盤整備については、本年始めに今回の基盤整備について結論が出た後に、来年度以降、調査・検討がなされることになりました。
常任委員会においては、委員会の所管範囲が変更されたことにより、文教民生から市民厚生へと名称変更され、「教育」の分野が私の所管から外れたことは残念でしたが、市民厚生常任委員会のメンバーとして、正副委員長を助けて委員会運営がなされたことを喜んでいます。
市民生活に直接関わる重要な委員会であり、本当に市民のためを考えた施策が必要とされています。12月議会においては、2議案、1請願が起立採決となったことは強く記憶に残るでしょう。後期高齢者医療制度に反対するからといって、その補正予算に反対した方には驚きました。決して否決されないことを前提にした反対であり、もし否決されて困るのは現医療制度の中にいる市民であります。
現医療制度を改善しなければいけないという思いは私も同じでありますが、現制度の中で必要となった補正予算を認めないというのは、自分の主義主張を表すだけであり結果を考えない行為でしょう。
従って、後期高齢者医療制度を廃止すべきという請願も否決されました。いきなり廃止ではなく、改善を含めた検討をするべきであり、廃止というのであれば、代替案又はその方向性だけでも示すべきですね。
いずれにしても、建設的姿勢での取り組みが求められていて、市議会のレベルでは党派派閥は関係ありません。市民党でなければならないのは、自民党であろうと民主党であろうと共産党であろうと同じであります。
本年も是々非々で活動をして参ります。