大町市の市議会との交流会が行われました。毎年、交代で行き来していますが、糸魚川に来てもらう番で、盛り沢山の内容での研修でした。
①施設見学
・新潟県立海洋高等学校航海実習船「海洋丸」乗船
いやあ、忙しい半日でした。海洋高校の実習船に初めて乗せて貰いました。
約300トンの排水量の実習船で、少々の波も滑るように進みました。約1時間の乗船でしたが、良い経験をさせて頂きました。
貼ってあった予定表を見ると、来週から、
海洋高校体験入学(中学生対象)
上越地区の小学生体験乗船
木島平村立木島平小学校実習船見学
県立専門高校メッセ 新潟港
など、行事が目白押しですね。
②研修会(能生マリンドリーム)
・新潟県立海洋高等学校の紹介
能生アクアホールで行われた研修では、海洋高校の校長先生が、海洋高校について長野県大町市議会議員にPR。「来年は、長野県の生徒用に5つ枠を空けて待っています(笑)」
・水産業の現状について
上越漁業協同組合の小野参事が、「水産業の実情について」周到な資料を基に、熱心な説明を。
・南蛮エビ活用の取り組みについて
(社)糸魚川青年会議所のメンバーが、「南蛮エビ活用の取り組みについて」地元青年の糸魚川活性化の取り組みについて「ぼくたちは糸魚川を日本一のまちにしたい」と熱心に説明してくれました。大町市の皆さんへの説明はもちろんですが、糸魚川市議会の面々に対するアピールも大きな効果があったようです。
③現地見学
・筒石ジオサイト
筒石ジオサイトの見学では、浜徳合の砂岩泥岩互層(川詰層)を見学。竹之内学芸員の説明に、熱心に耳を傾けていました。
筒石や浜徳合の砂岩泥岩互層(川詰層)は、約300万年前、フォッサマグナの海底にたまったもので、特に、海底が隆起に転じた時期に形成されたものです。陸上や海底斜面から、大量の土砂が海底へ運び込まれ、一枚一枚の地層ができていきました。この地殻変動が、筒石川渓谷や浜徳合に露出する見事な互層のしま模様をつくりだしました。これらの地層には、クジラや二枚貝の化石が含まれています。(糸魚川市HPより)
筒石の家並みは、互層からなる山々と海岸線のわずかな平地にあるため、多くの木造家屋は3階建てで、隣と壁を共有する珍しい建築様式です。旧北陸本線は海岸を走り、旧筒石駅は海産物の運搬に利用されましたが、地すべりをさけるため北陸本線はトンネル化され、現在の筒石駅はトンネル内の駅となっています。北陸自動車道は、藤崎・濁澄川上流から浜徳合にかけて、岩盤が良好な砂岩泥岩互層を貫いてトンネル化されています。(糸魚川市HPより)
④交流会
・シーサイド磯貝で締めくくりでした。
コメント
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