合同研修会
議員有志の勉強会が行われました。
1月に策定された「糸魚川市総合計画・実施計画(平成23年度~25年度)」について、行政側の説明を受け、質疑を行いました。
午後2時から5時まで、3時間にわたる熱心な勉強会でした。
総合計画は、糸魚川市の方向性を定める大切な計画ですので、議論は尽きません。時間が足らないほどでしたが、それぞれ自分だけの発言にならないように配慮しながら質問していましたので、個々の思いからすると、少々残念でしたでしょう。
総合計画は、「基本構想」「基本計画」「実施計画」で成り立っています。
「基本構想」は10年間。
「基本計画」は前期5年、後期5年です。平成23年度は前期の最終年度となり、後期計画を策定する年です。
「実施計画」は3年間の計画を毎年見直していきます。今回の研修会では1月に策定された平成23年度から25年度の実施計画について研修したわけです。
平成21年度末には、急速な経済状況の変化や糸魚川ジオパークの世界ジオパーク認定などを受けて「中期プラン」が策定されました。
中期プランや実施計画に基づいて定められる、平成23年度予算の重点施策は次のようになっています。
○ 日本一の子どもづくり
・子ども一貫教育方針・基本計画に基づく施策の展開
・次世代育成支援行動計画に基づく子育て支援の充実
○交流生き活き元気なまちづくり
・ジオパークを核とした交流観光の促進
・交通ネットワークと新幹線駅周辺整備の促進
・若者定住に向けた産業振興と雇用姑策の充実
・住民主導の地域づくりの推進
○健康安心住み良いまちづくり
・地域医療対策と健康づくりの推進
・予防医療の充実
・学校等公共施設の耐震化と生活に密着した基盤整備の推進
・廃棄物最終処分場の適正化の推進
日本一の子どもづくりには予算が必要ですが、現在の予算には、まだそれが感じられません。
現在、「こども一貫教育方針」に基づき、「こども一貫教育基本計画」の策定中であり、この計画がしっかり定められた後、総合計画実施計画や予算に反映されてくるものとも思われます。
ジオパークに関する予算も同様です。現在「ジオパーク戦略プラン」の策定中であり、これにより予算の枠も変わってくるでしょう。財政的な問題と相撲を取らせながら方針を決定していかなければなりませんね。
コメント
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