今日の新潟日報に
「子ども手当 全額国負担 必要なし」~政府回答 神奈川県知事意見書に~
と出ていました。
全国一律現金給付サービスの財源は国が負担すべきだとの主張には
「(地方負担のある)児童手当や児童扶養手当の例があり、必ずしも負担しなくてはならないと考えていない」
と閣議決定したそうです。
「地方側に追加的な負担は求めていない。決して理不尽な制度ではなく、理解してほしい」
としていますが、
「全額国費でやる」
としたマニフェストをなかったことにしての理論には、理解を得ることは難しいでしょうね。政権を取ったときのマニフェストですから、なおさらのことです。
松澤成文神奈川県知事の厳しい批判ももっとものことだと思います。
公明党も政権との対立姿勢を強めていますので、菅政権は厳しい山場を迎えています。
ハローワーク糸魚川の有効求人倍率が0.84倍になり、前月より0.03ポイント上昇したそうです。私の廻りにも、職を求める若者がいますが、なかなか適当な職場が見つかりません。特に事務系の職は少ないようです。
現業や営業の求人はあるようですが、若者の多くが望む職種が少ないようです。楽で、休みが多くて安定している職場を求める傾向があるそうですね。
先日、銀行の中堅幹部の方とお話ししましたが、銀行でも心を病む若者が増えているそうです。教員や公務員の世界に多いことは聞いていましたが、「ここもか」という感じです。
現在の教員採用試験では、新卒者の合格は少ないそうです。教員の不登校が多いと聞いていますので、講師で経験を積んで適正の確認できた人を採用するのが最も確実ですから、良く分かります。
うちの会社でも、新卒者の歩留まりは1/3程度です。比較して中途採用者の歩留まりは相当高いものがあります。ある程度見極めて採用しますから。
今の教育には「鍛錬」の要素が欠けていますからね。
「心と体を鍛える」
鍛えるべき時に鍛えておかなければ、耐久力のある社会の役に立つ人間にはなれません。また、我慢に出来ない人間に育ってしまう危険性も大きくなります。
「わがまま」は、エネルギーの現れです。ですから悪いことばかりではありません。子どもの頃の「わがまま」には大きな可能性を秘めているといえます。しかし、大人になっていく段階で、このエネルギーをコントロールする力も身につけていく必要があります。
何処の世界でも「コントロールできないエネルギー」は危険きわまりないですからね(笑)
少なくとも、他人に迷惑を掛けることは避けられなくなり、貴重なエネルギーを正しく活かすことが出来なくなってしまいます。案外こんな大人が多くなっているのでは・・・。
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