新潟県剣道連盟の臨時総会が開かれました。
朝稽古を終わってから支度をして、糸魚川剣道連盟の仲間2人と新潟市へ向かいました。
北陸自動車道を走っていると、三条市付近でENEOSのタンクローリー車10台程度の車列がいました。ナンバーは山口、姫路、神戸、和泉などです。被災地へ向かうようで、これで燃料不足が多少でも解消される方向に進んでいることがうかがい知れ、嬉しい気持ちになりました。
さて、新潟県剣道連盟臨時総会ですが、昨年六月に発覚した問題を受けて、一年近く検討されてきた改革案に基づいて、会則規定類の改正のための臨時総会でした。
私は、この改革にむけての理事の一人でしたので、執行部側に座りました。糸魚川市議会とは逆の立場で今日の総会を終えてみて、普段の行政幹部側の気持ちが良く分かりました。
「行政側は、いつもこんな気分でいるんだろうな」と思うと複雑なものがありましたが、いい経験でしたね。
今回の機構改革は、K島会長、H間理事長以下の献身的な努力の賜物、結果ですが、各支部代議員の方々が県連本部に対して言いたいことがあるのは良く分かります。しかし、県連にとってのこの難局を乗り切るには、一丸となった団結力が必要です。身を粉にしてボランティアで働いている執行部を責めるのはお門違いというものです。問題を起こした執行部と現執行部は別で、一部、メンバーの重なる部分はあっても、責任問題は斟酌されて選ばれたメンバーなのですから。
執行部に対して建設的意見を言うことは重要なことで、それも含めての「一丸」です。この場合には、言い方も変わってくるはずで口調も建設的になるはずです。仲間の代表者が汗を掻いて行っている改革を、一緒になって成し遂げようとする努力が当たり前のように行われて欲しいものです。
改革の一歩を踏み出そうと言うときに、多少のことには目をつぶり、大きな方向性で考えて頂きたいものです。
これは、議会の場でも一緒です。枝葉のところではなく、根っこや幹のところで論じていきたいものですが、なかなかそのようにはいかないようです。
今回、福島県の震災避難者を受け入れるについても、色々心配なことはありました。私が委員長の予算審査特別委員会でも、経過説明があり、それに対して様々な意見が出ました。この意見が、批判的なところから出ているか建設的姿勢から発しているかは、大変に大きな違いです。
今日は、色々な場面が議会と重なって映りました。