いやあ、驚きの騒ぎです。国家の非常時に政治の空白が生まれるかとヒヤヒヤしている内に、言った言わないの茶番劇に転じています。民主党政権は明らかに末期的様相を呈していますね。
糸魚川市議会の総務文教常任委員長に推されて二週間以上が経ち、6月議会開会まで10日ほどとなりました。これまで、各課との打合せ後、これまでの記録等を確認してきましたが、所管事項の課題の多さを改めて感じています。
六月定例会での特別委員会の設置状況によっては、取り組み方も変わってきます。設置の可能性のある特別委員会で、総務文教常任委員会の所管事項に関わるのは「行政改革」です。是非とも設置していただきたいと思います。 特別委員会については次のように考えています。
①行政改革
前述のように、所管常任委員会を任された身としては、是非とも設置していただきたいと思っています。
懸案事項の多い委員会として行革に十分取り組んで来られたかを考えると、今後二年間についても大いに不安があるところです。
特別委員会の取り組み方針をはっきりし、課題に優先順位を持たせた専門的議論による、批判追求型ではない提案型委員会であるべきで、真のクルマの両輪となりうる委員会運営をすることが必要となります。 委員長人事も重要になりますね。
②最終処分場
文教民生常任委員会が「市民厚生」となり「教育」が所管から外れ、「子ども課」の設置により福祉の一部も総務文教常任委員会に移った状況で、十分に市民厚生常任委員会でしっかりと取り組んでいけると考えています。要は取り組み姿勢です。
先の特別委員会が結審した状況からも、常任委員会でしっかり取り組んだ後に、必要であれば特別委員会の議論をしてもいいのでしょう。
③地域活性化
現在の糸魚川市の置かれた状況において、「地域活性化」のキーポイントは「ジオパーク」と「新幹線開通」です。
逆に言うと、この2つのキーポイントを契機に活性化出来なければ、糸魚川市は二度と浮かび上がることは出来ないということです。
「地域活性化」の視点からこの2つをキーワードとして付議事件の範囲を明確にした特別委員会が必要だと考えています。
「地域活性化調査対策特別委員会」といった名称で、付議事件としては、
「ジオパークによる地域活性化」(教育も)
「新幹線駅周辺開発」
「新幹線活用による・・・」
「在来線・並行在来線の利便性向上による・・・・」
など、3常任委員会に関わる課題を所管とすることになります。
駅周辺開発についても強い危機感を持って望まなければならないでしょう。
現在の港湾交通特別委員会の一部を引き継ぐことができれば、港湾交通の残りの部分は建設産業常任委員会で取り組めます。
④港湾交通特別委員会
前述の通り、「地域活性化・・・」に新幹線、並行在来線部分を引き継ぐことによって、残りの部分は常任委員会でやっていけると考えます。
しかし、これも設置に反対というわけではありません。他の特別委員会との取り合いで、設置が必要となる場合もありますね。「地域活性化・・・」が設置されない場合などです。
以上、常任委員会で取り組めるものはそうするべきで、緊急性が高い課題か常任委員会を跨ぐような課題について特別委員会を設置して審査するべきです。
最終処分場の特別委員会が結審して常任委員会に引き継ぐことや、港湾交通特別委員会を上記のように別の形にすることに議会外部の反対意見があるようですが、重要性に対する認識は変わらず、常任委員会でしっかり取り組むということであり、特別委員会でなければならないかどうかの判断が重要です。
感覚的に特別委員会でなければ軽く扱っているかのようなものがあるようですが、基本的に重要性は変わらずそのようなことはありません。
特別委員会の設置数にも限度がありますから、慎重に審議しなければなりませんね。
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