上越市議選が終わりましたね。32名に41名が立候補した激戦でした。結果を見ると、現職が4名落選されるなど、厳しい結果になりました。
選挙期間中に、上越市を走ることがありましたが、41台もの街宣車が走っているので、多くの候補者に出会いました。
上越三市(上越市、妙高市、糸魚川市)の議員の交流がありますので、何人かの方と面識がありますが、何とも言えない気持ちです。選挙の厳しさは来年の糸魚川市議会議員選挙も同じでしょうね。
糸魚川市議会も、現在26名の定員をどうするか議論中です。議運の諮問機関として設けられた定数問題検討委員会では、20名と22名の2案に絞られ、議運に答申されました。
あと一年となりましたが、引退する議員もいるでしょうし、新人も出るでしょう。
しかし、定数問題に触れたこの欄でも書きましたが、市民の皆さんには、どのような議員が求められるのか、誰を選挙に出すのか、誰を議員にしたいのかに興味を持って議論して貰いたいですね。
選挙は、立候補した人にしか投票出来ません。
自分たちで選んだ議員を、後でこき下ろさないためにも(笑)、立候補者を厳選しなければなりませんよね。
それをしないで、「市議会議員にはろくなのがいない」などと言っている人には、投票者の責任をどう感じているのかと首をかしげたくなります。(それが事実だとしても)
往々にして自分が投票した議員の文句を言っているのが、またおかしいですね。地縁血縁で選挙している内は、政治、行政、地域は良くなりません。もちろん、文句を言われている議員も情け無いですが・・・。
また、求められるレベルに対する意識の低い者、自信のない者も立候補するべきではありませんよね。
議員定数問題で
「市民の声を反映するために定数を減らすべきではない」
「議員の資質向上が求められているが、減らしたからといって資質が向上する訳ではない」
などと、暗に自ら努力する意志がないと言っているような議員の意見を、皆さんどう思いますか? 全く厳しさが足りませんよね。
まあ、二つ目の意見は、現在の選挙の有り様(=能力本位ではない選挙)を踏まえて、努力しても認められず、努力した者もしない者も変わらない現実を反映しているのかもしれません。
そういえば、もっと大事な糸魚川市長選挙も一緒に行われるのでした・・・。