来年3月14日の北陸新幹線開通を6ヶ月後控えた本日9月14日に、糸魚川駅南北自由通路が開通しました。
自由通路や、南口広場でいろいろなイベントが開かれて、多くの人手で賑わいました。 晴天に恵まれた賑やかなイベントで、新幹線開通に対する期待も高まります。
しかし、北陸新幹線の開業日と運行本数が発表になり、速達列車の「かがやき」が、新潟県内の上越妙高駅、糸魚川駅の両方に一本も停まらないことが分かりました。糸魚川市議会、妙高市議会では、抗議決議をしています。
本日の新聞では、JR東日本の原口常務が「 開業時までにかがやきの停車駅を変更することは絶対にない。誰が陳情に来たかで変わることはない。」と言い切ったと報道されています。 多額の地元負担を強いられた、新潟県や糸魚川市、上越市、妙高市の市民にとっては、やりきれない気持ちで紙面を見つめることになったのではないでしょうか。
新幹線開業に期待し、JRに対して色々な要求をしながら負担をしてきた市民は、開通後は、JRにとって大切なお客さんになるのですが・・・。
JRは株式会社である以上、株主に対する責任を負っています。一方、利用者ありきの新幹線であり、公共交通という公益性の高い企業経営も求められるわけです。
地元利用者として、これからの利便性を高めていくためには、糸魚川駅の乗降客を増やして、停車本数を増し速達列車の停車に向けた現実的な対応が求められるということです。